改装自由な賃貸住宅

ユーザー 建築家紹介センター 仲里 実 の写真

私は賃貸マンションに住んでいますが、マンションを出るときには原状回復義務があります。 
 
現状回復義務というのは、出ていく前に借り主の負担で借りる前の状態に戻すという義務です。 
 
普通に暮らしていくために経年劣化による自然損耗は借り主の負担ではなくて賃料に含まれるというのが一般的な考え方です。 
 
現状回復義務があるため、自分の持ち家のように 
「ここに棚をつけよう」とか 
「ここの壁紙を貼り替えよう」など 
気楽に改装することはできません。 
 
いままではそんな賃貸住宅が一般的だったのですが 
最近は改装自由な賃貸住宅が続々と増えているそうです。 
 
http://www.yomiuri.co.jp/homeguide/sumu/20140722-OYT8T50213.html?from=yt... 
 

入居者が自由に室内を改装でき、原状回復義務を負わない賃貸住宅が登場している。 
 
自分らしい住まいを手に入れられるのが利点だが、物件選びや実際の工事では注意しなければならない点もある。

 
 
記事ではUR都市機構のDIY住宅を例として取り上げています。 
 
UR都市機構のDIY住宅 
 
最近は空き家が空き家のままになっている住宅が増えているそうです。 
 
空き家を解体するにも解体費用がかかりますし、空き家を解体して更地にすると翌年から税金が約6倍に増えるというのが原因のようです。 
 
空き家の中からこういうふうに改装自由な賃貸住宅になる住宅が増えてくるといいですね。