庭と建物と

ユーザー アース・アーキテクツ一級建築士事務所 鷲巣 渉 の写真

建物と庭は一体で考えたいものです。

緑があって建物は映えてくると思います。

ただ緑を植えると、手入に手間がかかる事も事実です。

「緑はほしい」が「手入は楽したい」というのが本音で

はないでしょうか。

 
一般的に「常緑樹」と「落葉樹」を比べた場合、「常緑樹」

の方が手間がかかりません。

「落葉樹」は樹形が綺麗で紅葉なども楽しめますが、虫

がつきやすいのは「落葉樹」です。また枯葉の掃除時期

も集中してきます。

「常緑樹」の難点はほっておくとボサボサして、樹形を整

えるのに苦労します。ただ冬でも緑を楽しめるのは「常緑

樹」です。私の経験では樹形を整える(ほっておいてもあ

る程度綺麗)のに楽な「常緑樹」はソヨゴとハイノキがい

いと思います。

樹木以外にも「グランドカバー」で土をある程度隠す事も

必要ですし、樹木の下やポイントに下草類を植えると「自

然の風合い」が増してきます。

写真の家のグランドカバーには多年草のダイカンドラを植

えて、それ以外にもタイムとスナゴケ、下草類としてタニカ

・ツワブキ・ヤブコウジ・ヤブラン等の手間のかからないも

のを植えました。

植栽で気を付けたいのは建物の基礎の近くには、ボサつ

くものは植えない。理由としては「シロアリ」が「蟻道」

を作ってもすぐに目につくようにする為です。

また最近は南国の樹木や虫がつかない「ユーカリ」など

も人気ですが、これらの樹木は成長が早すぎて手間がとて

もかかり、放っておくと大木に成長してしまいます。