ひな壇の土地は平坦地にはない魅力をあわせもつ土地・株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元さん


 
ひな壇の土地は、道路と高低差があったり、擁壁の問題があったりとネガティブな要素を含むケースが多いですが、その分平坦地にはない魅力をあわせ持っています。
その場所の特性をとらえることで、土地の持つポテンシャルを最大限引き出すことができます。
 
ひな壇の土地について株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元さんに伺いました。
 

お話を伺った建築家

 

ユーザー 株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元 の写真
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-18-22
045-872-3090

ひな壇の土地の価値は平坦地よりも価値が低いのでしょうか?

 
不動産としての土地の価値は、駅からの距離や利便性によっても変動するので、ひな壇状の土地だからどうとは一概には言い難いです。
設計者の視点から言えば価値が低いとは言えません。
一般的に隣家と高低差が生じるため、通風採光の面で優れていたり、眺望がよかったりするからです。
 

ひな壇の土地で設計する際に注意した点を教えて下さい。

 
設計する際は、どちらの方角に雛壇状になっているか、土地の特性を把握して良好な住環境となるように配慮しました。
また、既存擁壁に対する建物の影響を考慮して設計しました。
 

 

ひな壇の土地のメリット・デメリットを教えて下さい。

 
メリットは隣家と高低差が生じることにより通風採光やプライバシーが確保しやすい、またよい眺望が期待できる点です。
 
デメリットは、道路との高低差からアプローチ計画(階段・スロープ)によってはその部分の敷地を取られてしまうということ、また擁壁(土留め)の強度が弱い場合、安息角の確保(深基礎が必要となる)により、コストアップの可能性があることです。
 
 

ひな壇の土地では駐車場に困ることがあるようですが日吉台の家ではどうしているのでしょうか?

 
敷地との高低差を利用して堀車庫とし、その隣に玄関も設けて室内にアプローチするように計画しました。
この方法により、駐車場とアプローチの問題を解消しつつ、容積率の地下緩和を使うことによって床面積を有効に使うことが可能となりました。
 

日吉台の家・平面図

↑日吉台の家・平面図

ひな壇の土地に建物を建てたい方になにかアドバイスをお願いします。

 
一般的にひな壇の土地は、道路と高低差があったり、擁壁の問題があったりとネガティブな要素を含むケースが多いですが、その分平坦地にはない魅力をあわせもつ土地だと思います。
 
私達の住む神奈川は坂が多く、こういった土地が比較的多い場所です。
そこでいつも心がけていることは、その場所の特性をとらえることで、土地の持つポテンシャルを最大限引き出すということです。
設計者と一緒に色々な可能性を検討していくことが楽しい家づくりにつながると思います。
 

 

株式会社a.m.a design 建築設計事務所 朝倉 元さんのひな壇の土地・設計事例

  

画像 建物の名称 紹介文
日吉台の家

雛壇の敷地に建つ二世帯住宅です。外観上特徴的なコーナーのガラスブロック壁の内側はテラスとなっています。また全体的に白を基調としたシンプルかつ落ち着いた空間で構成された建物です。

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