ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

2階が1階より大きいため雨の降り込まないポーチが生まれました。
半透明なポリカーボネイトで囲まれているので夜は幻想的な風景になります。

日中は外の光を柔らかく取り入れながら外の風景を閉ざしています。
比較的プライバシーの高い空間ですね。

回り込むと庭のインナーガーデンに連続しています。
外の喧騒が無いと落ち着きます。

360度展開するハイサイドライトのある家

●設計事例の所在地: 
東京都三鷹市
●面積(坪): 
36
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

デッキバルコニーと一体のLDKです。ハイサイドライトは、外部からの視線を遮りながら、安定した光が常に差し込みます。雲の流れを見ながらくつろげる居心地の良い空間です。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

明るく風通しが良い建物。
将来、自宅で客人に手料理を喜んで食べていただけるような場が欲しい。
夫婦それぞれの個室がほしい。
コンクリート打ち放しの家にしたい。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

「デザイン力も当然ですが、最終的には人柄と誠実さが一番の決め手でした」

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

1階は各人の部屋とクローゼットを天井までの引戸で仕切ってます。これは、引戸を取り外したり開閉することで部屋の用途や大きさを将来の生活スタイルに合わせ、住み手の手で変えていくことができるようにするためです。
2階は天井と壁の間に360度展開するハイサイドライトのあるパブリックな部屋と部屋の延長のデッキスペースで構成しています。このハイサイドライトは外部の視線からプライベートな住空間を守り、平面的に広がりのある空間を創り出しています。

依頼者の声: 

「明るくとても気持ちの良い建物が出来ました。家の中が居心地が良いので、休日の外出が減りました」
「細かい部分まで私達と共に考えて下さったので、出来た建物は使い勝手がとても良いです」

その他の画像: 

流れる雲がハイサイドライトから見え、くつろぎのひと時を演出してくれます。
奥に見える畳のスペースは、戸袋内の引戸を出して仕切ることが出来ます。

部屋の延長となるデッキバルコニーです。外部からの視線を遮る為、少し手すり壁を高くしました。

夕景(軒下にある窓が360度展開するハイサイドライトです)

I-0409、掘割車庫の木造建物(愛知県)

ユーザー miko5 の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
愛知県
現住所‐郡市区町村: 
長久手市
依頼内容: 

北公道6m(高低さ3m)に間口約9.5m・奥行き15.7m(
149.15㎡)の土地に掘割車庫(車庫より玄関へ)の木造建物(4LDK)くらいの建物の価格を知りたいのですが・・・予算金額は、2,300万前後で???
 
建築家の所在地について:
同じ都道府県・近県の建築家を希望する
 





井原の家

●設計事例の所在地: 
岡山県井原市
●面積(坪): 
28
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

里山の広がる敷地を施主とともに探し、緑豊かな郊外に建てた小住宅です

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

ローコストであったため、施主とともに話を重ね、この場所での暮らしの豊かさを考えました。
敷地は300坪,300万円と安く水道、電気も無い敷地でした。
庭には多くの樹々を植え、樹々の成長ととも楽しさも増してきます

その他の画像: 

都心の木の家 SZ邸

●設計事例の所在地: 
東京都文京区
●面積(坪): 
106.26㎡ (32坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

敷地面積約100㎡の都心の木造2.5階建てのスキップフロア住宅。
吹抜と階段を中心にして各部屋がらせん状に取巻く構成になっています。
空からの光が吹抜を降りて、すべての部屋に注がれるようになっています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

荷物が多いため、諸室が面積内に納まるかどうか、が関心事でした。
さらに予算も厳しく高さの規制も厳しかったため、多くの課題がありました。
中央に吹抜+階段の縦シャフトを設けて光の通り道を作り、これを軸にした空間構成を提案しました。
高さ方向のゆとりが広がり感を生み、狭くても広く感じるという提案です。

限られた予算の中でどれだけ自然素材を使うことができるか、という点もテーマの一つでした。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

親戚であり、実際の設計実績を評価してくれた点だと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

土壁は断念しましたが、地元(狭山地方)の杉を使用して、ローコストで木の家を作ることができました。
床は無垢の厚板を使い、天井なしとしています。
中央の吹抜+階段から注がれる光の効果が予想以上であり、家全体が光の柱に支えられている感じになりました。
その効果もあって狭小な面積ながらゆったりとした空気感を作ることができました。

依頼者の声: 

とにかく落ち着くそうです。
狭さを感じないゆったり感が好評のようです。
設計段階では険悪な状態に陥ったこともありましたが、
完成後には、「空間構成が重要であることがよくわかりました。」と、満足していただいています。

その他の画像: 

DKと階段

居間の天井を高く取り、和洋折衷式としている。

LDK

居間

階段は光と風の通り道

階段を登った先に和室がある。

階段の途中にある寝室。
階段を軸にしてらせん状に部屋が配置されている。

キッチンから踊場を見上げる。

和室床の間

和室。
道路向かいの家も近いので障子を開けることが殆どないのが現状です。
障子越しの光は暖かく膨らんだ感じになります。

S-467、賃貸住宅について二案を検討したい(東京都)

ユーザー Risussan の写真
投稿者: 
現住所‐都道府県: 
東京都
現住所‐郡市区町村: 
渋谷区
ご相談の内容: 

親戚の者が渋谷区千駄ヶ谷(地下鉄駅に2分)に90坪の土地を所有しています。現在は3階建て(築20年ヘーベルハウス)に独身65歳の2人が居住していて、その隣に一戸建ての家ツーバイフォを貸しています。土地の用途は2中高で建蔽率/容積率が60/300%で日影規制が4-2.5(GL+4m)です。
五階建ては、建てることが可能でしょうか。エレベーターなどの共有スペースを考慮した場合の確保できる、部屋数はどれくらいでしょうか。
都心で賃貸用の部屋として、比較的に高めの家賃が設定出来る部屋は2DKでしょうか。
前記を条件で、以下の二案を検討したい。
1案は、貸家のところ(土地45坪)を取り壊して、賃貸用の2DKくらいの部屋を目いっぱい建てる。その場合どのくらいの費用が発生して、家賃収入がどのくらい稼げるでしょうか。修繕費の積み立ては、どのくらいでしょうか。
2案は、現在の2人が居住している3階建てと貸家を同時に取り壊して2DKの貸家用と2人の居住スペースも建てた場合。
どのくらいの費用が発生して、家賃収入がどのくらい稼げるでしょうか。修繕費の積み立ては、どのくらいでしょうか。
よろしくお願いいたします。
 
 





高岡の集合住宅第Ⅰ~Ⅱ期

●設計事例の所在地: 
富山県高岡市
●面積(坪): 
21,185㎡ (6408坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

第Ⅰ期~第三期まで続く大規模な集合住宅。
第Ⅰ期は、北・南・西の3棟をコの字型に配置しています。
これは北棟部分の妻側の写真。
北棟は中廊下形式にして北側に低層棟を飛び石状に配置しています。
北側隣地への光・風・眺望を配慮しています。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

デベロッパーとして容積限度いっぱい建てること、十分な駐車場を確保すること、が最重要テーマでした。
しかしそれさえ満たせば、設計者側からの提案を歓迎してくれました。
そこで、分譲型集合住宅に欠けているパブリックスペースを充実させて、住民間のコミュニティを育む場を作ることを提案しました。

依頼者があなたに依頼した決め手: 

サインカーブ型中廊下形式+ピロティ下駐車場という手法を用いることによって、高密度でありながら中庭を設けることが可能になり、さらに通り抜け路地が貫く全体計画を提案したこと、だと思います。
近隣への配慮とコミュニティの醸成に関しては、どの程度関心を抱いていただいたのか不明ですが、心意気を買ってくれたのだろうと思います。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

従来ならば建物以外は駐車場だらけになってしまう民間デベロッパー型分譲マンションですが、
部分的に高密度化することによって中庭を設け、通り抜け路地を設けることができました。
通り抜けは上下に波打つような形状としたので、子供たちがいつも遊んでいます。
通り抜けに沿って、自然の巨石を一定間隔で並べていますが、これも子供たちの遊具になっています。
間合いが作る「場」が人の行為を誘う重要な要素になっています。

依頼者の声: 

とても満足そうでした。
景気がよかったせいもありますが、工事中の早い段階で完売していました。
何より第三期まで継続して依頼されたことには感謝しています。

その他の画像: 

北棟を北から見る。
低層に見えるようにしました。

サインカーブ状の中通路を挟んで南北に住居が並ぶ。
北陸は降雨量・降雪量が共に多いのでガラス屋根を設けました。

西側の玄関棟

中庭と北棟。
2つに割った巨石の間に外灯が立つ。
これが敷地全体を貫いています。

北棟のエレベーターホール

中庭を囲む南棟と西棟

第Ⅱ期全景
第Ⅰ期と第Ⅱ期に挟まれた中庭は、一部が人工地盤になっています。

人工地盤の下から見上げたところ。

メゾネット住戸の内部

中庭や通り抜けではいつも子供たちが遊んでいます。
近所の中高生も通り抜けを利用してジョギングしているようです。

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今日は私もどっぷり現場に参戦(^^ゞ
かなり…かなり…かなり…良い感じすぎます(^0_0^)

ユーザー 株式会社スタジオ・ノア 森 信人 の写真

最近共働き夫婦が多いようで室内干し空間の要望が多いと感じます。
干したまま外出できるのがその理由ですが、花粉症で外に干せないケースも増えています。
写真は2階建て+ロフトの木造住宅の例ですが、真ん中の大きな開口の脇に見える黒い正方形部分が物干し室です。
中が見えないように目隠しになっています。

ユーザー 建もの探訪ファン の写真
建もの探訪ファン
感想: 

お散歩途中、みちばたのお花を摘んで歩いたらこんなにいろいろ。
アブラムシもたくさん連れてきてしまったけれども。。。
 
            ◇ ◇ ◇
 
今回の建ものは「古材テイストのW中庭住宅」。
http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/15
中庭は、とても豊かだ。
 
            ◇ ◇ ◇
 
がらーんと広い、そんな印象があった。
2つの中庭の間に、リビングダイニングである「広間」がある。
中庭は、ひとつは砂利敷き、ひとつは広間の床と同じタイル張りの中庭テラス。
広間と中庭テラスの間の引き戸を開ければ、3間ひと続きの大きな部屋のよう。
広間には、ダイニングテーブルがぽっかりどっしりと置かれていた。
 
子育てを終えたご夫婦と息子さんの大人3人が暮らす。
友人などを招いて賑やかな時間を過ごすことも多いようだけれど、
大人3人の日常には、大空間の中に静けさがしっとりとあるのだろう。
その雰囲気がとても魅力的なのだ。
 
背後も庭、目の前も庭だから、一人でダイニングテーブルについたら、
なんだかちょっと背後に壁がほしいような、 落ち着かないような気もする。
けれども、このお家にはこの大空間をじっくり味わう魅力的な場所がいくつもあって、
心底ゆったりした気持ちで、心を落ち着けることができそうだった。
 
            ◇ ◇ ◇
 
魅力的な場所のひとつは台所。
台所のカウンターに立って広間を見渡すと、
中心の広間、左右の中庭テラスとがぐーんと見渡せる。
ここ、いいですね、と、台所に立った渡辺篤史さんは、
しみじみと、とてもしみじみと感嘆をもらしていた。
建築家が、この眺めのことをどれくらい意識して設計された分からないけれど、
台所って、こういうふうに眺める場所だよなあと改めて思った。
今私が住んでいる部屋も対面式のキッチンになっているけれど、
料理をしながら、片付けをしながら、ちょっと一休みとチョコレートをつまみながら、
いつもいつも、見渡しているなあと思う。
家族やお客さんの様子をみたり、コミュニケーションをとったりということだけでなく、
窓辺に立って外を眺めるみたいに、なんとはなしに眺めて
心を落ち着かせたり、考え事をしたりしている。
私も、家を建てる時は、壁付きのキッチンでも、こんな対面式のキッチンでも、
はたまた独立した部屋のようなキッチンでも、
どんな形だっていいけれど、よい眺めにしてくださいと言おうと思う。
台所は、トイレみたいなもので、落ち着く場所なのだ。
 
魅力的な場所のふたつ目は、台所の対岸で広間を見渡せる位置に据えられた書斎。
Webページに説明がある通り、まさに「広間から付かず離れずの位置」。
個室ではないけれど、ぐるり書棚に囲まれていて、
とっぷり自分の世界に浸れるし、それでいて広間の和に参加してもいられる。
本を読みながら、視界は時々大きな空間の広がりを楽しむ。
そういう感覚が、この家の台所の居心地とすごく良く似ている。
 
砂利敷きの中庭に面した和室もまた、そんな魅力的な場所のひとつだ。
ここは広間からは切り離された独立した場所だけれど、
ここから眺める中庭と広間は、どこかちょっとステージのような、
広間もまた庭のような、不思議な広がりのある眺めとして楽しむことができる。
 
そして2階の部屋からも、広間と中庭を見下ろすことができる。
息子さんがこの部屋を使っていらっしゃるのか、見下ろせる絶好の場所にマットレスを据えて
寝床が設えてあった。
なんだか、すごくいいなと思った。
寝入る時もまた、ぐるぐるっといろいろ思いを巡らせて、心を落ち着かせる。
そんな時に、広間と中庭をぐるっと見下ろせるのだ。
 
            ◇ ◇ ◇
 
友人などを招いて賑やかに過ごすことも多いというこのお宅。
訪れた人は皆、思い思いに歩き回ったり、腰を下ろしたりしながら、
楽しい会話や食事、そしてこの空間を楽しんでいくのだろうと思う。
この空間の広がりが、気兼ねなくのびのびと過ごしてね、という
何よりのおもてなしなのだなあと思う。
 
広いことは、やっぱり豊かなのだ。

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