木造平屋建ての保育園です。園庭に面して、大きく庇を張り出し、縁側のような外回廊が異年齢児や保護者、近隣の人たちとの交流空間となっています。庇の切り抜きを透過した光が、保育室の中に桜の花を咲かせます。
保護者動線と、異年齢児の交わり方。地域子育て支援センターや病児保育室の配置の仕方。
木造平屋建てで、限られた敷地面積の中で最大限の園庭を確保しつつ、動線分離や異年齢児の交流空間、地域との交わり空間として縁側を設けた提案を行ったこと。
遊戯室を中央に置いて、0~2歳児保育室棟と3~5歳児保育室棟をL字に配置しています。L型の縁側は、各室を結びつけ、どこにいてもわかる死角のない計画となっています。
庇の下は展示スペースになったり、近所からもらった大根をぶらさげたり、洗濯物を干したり、多目的な交流空間となっている。
庇の切り抜きを透過した光が、保育室の中に桜の花を咲かせる。時間とともに花は移動していく。
地域子育て支援センター
保育室
遊戯室
ランチルーム
先生と一緒につくった築山
L型の構成の建物
キッチンが次第にオープンになり 家の中心にくる一方、あまり調理スペースにこだわらない共稼ぎ夫婦や単身者が多いのも実情です。給湯室のようなミニキッチンでは物足りず、食洗器、IH付、炊飯器・電子レンジ・ゴミ箱まで収納し、使うときだけ調理台が引き出せるコンパクトキッチンをつくりました。あまり調理しないはずだった奥様も「料理にハマッた」とのことでした。なんとなくわかる気がする楽しいワークスペースです。商品化をイメージした造作キッチンです。
充実した収納
整流板を引き出すとスイッチオン
夕景の南側外観
30代前半の夫婦と4人のお子さんの6人家族が住むこの家は、それぞれの部屋面積は小さめですがそれを感じない空間構成やアイディアを駆使して、5・L・DKで延床面積は39.55坪、総工費は2,000万円台前半に抑えるえることができました。 さらに大家族だからこそ必要と思われる、シューズクローク,ウォークインクローゼット,家事コーナー,パントリー(食品庫),ロフト(物入),が含まれ、2つの子供部屋も将来簡単に4部屋にできるようにしました。 メインのDKとL(将来ピアノ教室に使用するので防音仕様)と水廻りは、日当たりと風通しの良い2階に配置し、屋根勾配を利用して天井を高くすることで、面積以上の広さと快適性が生まれました。 又、奥さまの家事動線を最小限に押さえるため、キッチン・パントリー・洗面脱衣(隣は浴室)・ダイニングが一周できるように工夫しました。 これから数年多くの家事をこなさなくてはいけない奥様、又それを手伝うご主人にとって、とても便利で快適な住宅が完成しました。
DKを見る。キッチンカウンターの外側は全て収納。正面のアクセント壁の中心が洗面・脱衣、左側がパントリー(食品庫)。その上がロフト(物入)。
Lを見る。正面奥が和室。左側がライトコート(中庭)上部。
夕景のライトコート。2階左側がDK、正面が家事コーナー、右側がL。
玄関を見る。扉は高さ2.6mの大型木製開き戸。右側はライトコート(中庭)。
子供室を見る。壁とドアを付ければ簡単に4部屋に分割できるよう、照明・スイッチ・コンセント・エアコン等事前に考慮して設計している。
DKを見る。正面奥が4人一緒に勉強することができる学習コーナー。左側がライトコート上部、外部吹抜け。
和室からLを見る。和室の床は栗色の和紙製たたみ。落ち着いた雰囲気をかもしだしている。
2階テラス(4帖半)を見る。左側はライトコート上部、外部吹抜け。
家事コーナーを見る。南側開口部にハンガーパイプを付けることで、室内物干場も兼ねる。
建築のおしゃべりをしましょう!家の新築・リフォーム等…ご相談にのります(^^ゞ
東京中央スタジオ第8回未来をのぞく住宅展3/21 (土)〜22日 (日)武蔵野市民文化会館 展示室東京都武蔵野市中町3丁目9番11号3/21 (土) 12:00~18:00 入場無料3/22 (日) 11:00~18:00 入場無料
LDKを見る。左側は外部のウッドデッキとライトコート(中庭)。
細長い敷地が重なり合い住宅が密集しているこの地域に、クライアントが要望する「オープンエアを楽しむ家」が完成しました。 ライトコート(中庭)を囲むように玄関・LDK・和室を配置し、大きな4枚引戸がライトコートに向かって全開できるLDKは特に居心地良い。吹抜け・ワークスペース(2階)と合わせて同一空間の中で、ご家族は日々の生活を楽しんでいます。
南側外観。左側の縦格子の引戸は門扉。道路側からこの縦格子を通してライトコート(中庭)の樹木がかいま見える。
キッチンからLDを見る。正面奥は白い珪藻土の壁で、プロジェクターのスクリーンを兼ねている。奥さまは料理を作りながら、TVや映画を楽しんでいます。
ワークスペース(2階)を見る。
夕景の北側外観。まるで静岡の中心街のビル群を写し出しているよう。
ライトコート(中庭)からLDKを見る。
和室を見る。雪見障子を上げると座位の視線でライトコートが望める。
階段上からLDK,ライトコートを見る。
2階の子供室とデッキテラスを見る。
浴室を見る。浴室窓から奥行きわずか50cmなれど、木製目隠し塀とデッキを敷くことで、開放感あふれるくつろぎスペースに変身。
南側外観。中央部分が玄関ポーチ。
外観は最小限の小窓だけで、一見閉鎖的に見える白い家ですが、一旦室内に入ると信じられないほど明るく開放的で、風が通り抜ける気持ちの良い家です。なぜなら、4ヶ所の外部吹抜けと、3ヶ所の内部吹抜けが建物を縦に抜けているからです。 この家の特徴はガレージギャラリーを建物の中心に配置し、メインのダイニングキッチンやリビングから常に車を眺めて生活できることです。
ダイニングキッチンを見る。右奥はライトコート。
ガレージギャラリーを見る。中央奥がダイニングキッチン。左がリビング。
玄関を見る。正面は大型の木製玄関ドア。縦格子の引戸の右側がシューズクローク。
リビングを見る。 1階正面奥はガレージギャラリー。吹抜け2階正面は、2階のデッキテラス。
ダイニングを見る。左奥はガレージギャラリー。
2階廊下と屋上デッキへ行く階段を見る。階段は透明な強化ガラス。
2階のデッキテラスを見る。手前が浴室。右上側のサッシ内は主寝室。左側に見えるトップライト(内部に照明が付いている)は昼間は1階ガレージを明るくし、夜は照明を点灯しトップライトが行燈になることにより2階浴室から雰囲気を楽しめる。
浴室を見る。サッシの外は2階のデッキテラス。とても開放的で風通しも良好。
子供室を見る。右奥は下がクローゼット、上がベッド。左奥はデッキテラス。
LDKを見る。左奥はデッキテラス。跳ねだし階段の上はロフト。
この飲食店併用の二世帯住宅は、前面道路から見ると建物全体が趣きのある店舗に見えるようにデザインしました。小窓をランダムに配置した外観は、特に夜間は大きな行燈のように周囲の景色を和らげています。 中心のピロティーを通り抜け、左側の門扉を開けると住宅部分のプライベートの庭が広がります。更に大きな木製玄関扉を開けると広々とした玄関と和室越しに庭が広がり、螺旋階段の吹き抜けからは光があふれます。 子世帯(2階西側)は、デッキテラスを囲むようにLDK・家事室・和室を配置しました。プライバシーを保ちながらの「内部と外部の一体感」・「3次元の開放感」はまさにこの家の宝です。
夕景の北側外観。大小正方形の窓をランダムに配置し、建物全体が行燈になる。
南側外観。1階左側が飲食店舗。1階右側・2階・屋上は二世帯住宅。
キッチンからリビングを見る。奥のテレビ周りの壁は全て収納。
玄関を見る。正面の姿見を兼ねた扉を開けるとシューズクローク。
玄関を見る。右側の和室は2世帯兼用で、普段は障子を開放して広々の玄関を演出しています。
ロフトからLDKを見おろす。サッシ越しにデッキテラスが見える。
家事コーナーからLDKとデッキテラスを見る。
和室を見る。サッシ越しにデッキテラス、その奥にLDKが見える。
親世帯、和室からLDKを見る。
30~40坪の平屋住宅香川県高松市仏生山町(母名義の土地所)現在30代夫婦二人→今後子供1~2人の予定3LDKで、一部屋は主人の仕事部屋8畳以上できればパンドリーと衣類が多いので収納広めにとれれば収納がとりにくければ2階になっても可アンティークの照明や建具の使用希望 古材可出来る限り低燃費の住宅にしたいキッチンはガス希望予算 1200万円 希望する間取りに出会いたい 現在古い木造アパートがたっています。近々解体予定です。土地の前までは下水がきているそうです建築家の先生に頼める程の予算はないかもしれませが興味をもっていただける先生がいらっしゃいましたら良きアドバイスよろしくお願い致します。 建築家の所在地について:建築家の所在地にはこだわらない
近所のお庭からの、この景色も見納め。今日から重機が入って、木立はアッと言う間に姿を消していく。分譲住宅に、なるのだって。 ◇ ◇ ◇ 今回の建ものは「子育て家族の明るい箱」。http://www.tv-asahi.co.jp/tatemono/backnumber/#!/2015/6子育て空間。参考になりつつも、気になることひとつ。 ◇ ◇ ◇ 天井高5mの真っ白な箱の中心には、ダイニングテーブル。ぴかぴかに明るくて開放的な大空間で、子供達はのびのびと手を広げられる。屋上テラスという家の中の外で、子供達は安心してはしゃぎ回れる。子供達は、勉強する時も眠る時も、台所で立ち働くお母さんをすぐ近くに感じられる。家族で囲むテーブルが、その時間と空間の真ん中。すごく温かい子育て空間だと思う。そして、子供達が巣立っても、子供室は空っぽの空き部屋、になるわけでない。2階フロアの風通しが、ちょっとよくなるだけのこと。 いろんなステージでの家づくりがあるけれど、のびのびと子育てできる自分たちらしい場所を、そんな思いで取り組む家づくりは、やっぱり特別だ。私も、こんなお家で育ったんだ、ここが愛すべき実家だ、そういう場所を、我が子に作ってあげたい。社会人になったら、ちゃんと家を出て生活できる大人になってほしい。だからこそ、特別な子供の時間を贈ってあげたいと思う。子供はどんどん成長する。家は時間も空間もどんどん変化する。捉えられないそれらの変化の中での家づくりは、すごく難しいと思うけれども。 ◇ ◇ ◇ ひとつ気になることがある。このお家は玄関を入った瞬間から、家族のためだけの空間、という印象があることだ。 玄関は、玄関ホールを兼ねた多目的スタジオ、となっていて、お客さまをお迎えする場というより、ガレージのような家族の基地のような雰囲気。私が訪ねていって玄関を開けたら、あ、失礼しました。。。という気持ちになると思う。ちょっと雑然としていて、玄関ホールとするにはあまり素敵ではない。 誰かをお招きする時は、2階の気持ちのよい食堂に上がってもらうだろう。階段を上がるとすぐ、家族のワークスペースとなる長ーい造作の机。机を使う側はなんとなく落ち着かないし、訪れてすぐワークスペースを目にしてしまうのも、申し訳ない気になる。 ダイニングテーブルに置かれた椅子は、 家族それぞれのお決まりの椅子。子供達用のそれぞれの色のStokkeと、ご主人用、奥様用とデザインの違う椅子。訪ねて行って、どうぞ、お掛けくださいな、と言われても、すいませんねぇ、ご主人様のお椅子をお借りします。と、きっと私は思う。そして、ちょっと申し訳ない気持ちで過ごすと思う。
1階の玄関ホールとスタジオとの間には、美しいつい立てでもよし、可動式の真っ白な間仕切りでもよし、そんなものを据えたい。お招きした人への敬意も表せられるだろうし、スタジオをリビングやトレーニングスペースとして使う場合も、心を落ち着けて過ごせると思う。 2階は、ワークステーションは階段の逆側にしておきたい。逆側には観葉植物があるだけだったと思うから、不可能ではなかったのではないか。そして、誰のお気に入りの椅子かは内緒にできるようなダイニングチェアをそっと据えておきたい。 子育てを楽しむ中で、子供も大人もお招きする機会だって必ずあると思う。だからこそ、私だったらもうほんの少しだけ、「公」の動線や目線を大切にしてみるだろうなと思うのだ。そういう敬意と準備がある、ということは、「家」に必要な要素だと思う。
木造の体育館。
2014年3月、大規模木造の体育館を建設した。これら建築群は、学園の目指す元気な子ども達の育成のため、すべて木造でつくられた。体育館は、県産材を利用したスパン17メートル×27メートルのトラス組みとして、ミニバスケットボールコート1面を内包する。また、空気式ソーラーシステムによる床暖房を採用し、冬の寒さが厳しい山梨県でも、子ども達が元気よく走り回れる環境をつくりだした。
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