建築家の設計事例

木の家を造るにあたって、山・製材所・工務店・設計がお客様に接し進めた家造りです。

ビスクドール鑑賞と収集が趣味であるクライアントの住宅。

ここでは自然の中での生活のため、汚れたり、ぬれたりし、物や道具の出し入れも多い為、これらの行動に対応しやすい計画の要望がありました。

期待以上の提案と心づくし

 敷地は住宅地で幹線道路がすぐ近くを通る場所に位置し、その幹線道路沿いには商業施設が建ち並ぶ。近隣には共同住宅も多く建っており、そのような近隣の状況からプライバシーの確保を重視した建物である。

1階に9坪の住まいと2階に天井の低い屋根裏部屋のある家。
お一人で住まわれる家です。
小さいが落ち着いた家になったかと思います。

もともと築100年の古民家改修の予定で始まった計画は止む無く建替えにシフトチェンジ。
周囲の歴史溢れる建物に普遍的に用いられている『持送り』を採用することで、この地域に相応しい佇まいを再現しました。

4人のお子さんが元気に暮らす住まい。
「ひとつ屋根の下の感じ」を持った住まいになることを心掛けました。
どこにいても笑い声が聞こえ、けんかをしてもなんとなく気配が伝わるような家です。

ローコストに抑えるため仕上材を一般的に使うカラー鉄板を外壁に、内壁はプラスターボードに塗装仕上げとしました。水回りをワンルームとし仕切り壁を節約しました。

視線と日当り、動線を追求した住宅。

共同住宅の改築

住宅街に建つ打ち放しコンクリートの事務所兼住宅です。

狭い道路の北側に面しており、建物の前の駐車スペースは広くとってあります。車がすれ違うことができない道路なので、車の退避場所に利用してもらってます。

パッシブな生活スタイルに関心の高い、若いご夫婦のこだわりを形にした住宅です。
アレルギー体質の建築主に配慮し、自然素材を使用しています。
杉材で柱・梁を全て統一し、表し仕上げとしました。天井にも杉材を使用し、無垢の木の温もりを実感できる家です。

1.遮音に配慮したトレーニング室
トレーニング室の壁は上階の床下まで。
壁ももちろんグラスウールを充填した遮音仕様となっています。

オーナーさんといろいろお話をして、人柄を気に入っていただき一緒に家づくりすることになりました。建築屋さんも昔からのオーナーさんの知り合いです。人の繋がりを大切に家づくりができました。

鉄骨造にて三角形のプランを作りながら
吹き抜けと大きなテラスを実現。
変形敷地にあわせた間取りを試行錯誤しました。

クライアントの要望は、どこからでも薪ストーブが眺められるような家にしたいという事でした。
薪ストーブを設置する目的は、暖房するといった理由だけでなく、炎を眺めながらくつろぐ事であると実感する家となりました。

木の家が好きで 和風料理も蕎麦もこだわりをもったKさんの店と家です。
店を始めれる前は材木屋さんに御勤めでしたのでこの家の材料はKさんの支給です。
蕎麦料理ともおいしいとの評判で待ち時間は30分くらい、店内は薪ストーブの暖房で心にもあったかみが伝わるお店です。

この家には子供達がよく集まります。そしてよく似合います。
町家の路地・通り庭のような北側通路。
古民家の厨子(つし:小屋裏のこと)のようなロフト。
その床でもある梁現しの大和天井。
絞られた開口の暗めの室内から見る明るい外部。

配置と植樹によって、太陽と視線をコントロール。
第二リビングとしての広縁、第三リビングとしての中庭デッキ。

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