工事関係者で現地を見ながら打ち合わせ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

誰かが、黄昏れている。。

というわけではありませんよ。

立って、何かを見つめているのは、職人さんです。

実は。

こちらの敷地で、とある家の建て替えを検討しています。

道路から、少し奥まった敷地なのですが、

そこに、3階建ての家をつくる計画なんですが。。

大型の車を寄せるスペースがとてもタイトで、

現地を確認しないと判断できないという流れで、

昨日、工事関係者が集まって、状況を共有したんです。

遠巻きに見ている際は、難しいかなという空気感でしたが、

具体的に、寸法を測ってみたり、近くで見たりしていたら、

職人さんが、工事の流れをイメージできるように変化。

いけそうな気がします。

という一言から、一気に可能性が広がりました。

ただ。条件付けもありますが。。

その条件をクリアにすれば、お客様の理想状態を

実現できそうです。

こういったプロセスって、大事ですね。

こちらは、とある家づくりの現場です。

昨日、基礎の鉄筋の検査がありました。

工務店の検査、第三者機関の検査が完了。

私も全部の箇所をしっかりと検査してきました。

とても丁寧に工事してくれていたので、指摘はなし。

ということで。

午後からは、基礎のベース部分のコンクリート打ちに。

厳しい敷地条件の中、うまくポンプ車を配置して

工事してくれていました。

昨日は、陽気がよかったので、打設日和でした。

来月頭の建て方に向けて、順調に進んでいます!

夕方前から、こちらの家へ。

実は。

衝撃的な出会いをさせていただいたお客様の家なんです。

いろいろとやりたいことがあるとのことでしたので、

おうかがいして、現地を見ながら、いろいろお話お聞きしました。

その中で、ビックリしたことがあるんです。

こちらの家は、昭和初期頃の古い離れと

40年ほど前に建てた母屋が立っています。

その母屋ですが、これまで、一度もメンテナンスをしたことがない!!

外壁の塗装を見ると、メンテナンスの時期を越えてるなというのは

一目瞭然なんですが、それでも、外壁として性能は保持してるんです。

外壁はタイルではありませんよ。

モルタルの上に、吹付がしてあるだけ。。。

亀裂もほとんど見当たらないですしね。

ご主人がいらしたので、いろいろ聞いてみたら、

なるほどと思う内容が結構ありました。

ただ。

さすがに、このタイミングでは、塗装のやり替えはした方がいい

とオススメしておきました。

今はよくても、さすがに、次の15年は性能を保持できなくなるかも

しれませんので。

改めて思ったこと。

初期投資が高くとも、しっかりとした素材で、適切に工事しておけば、

長持ちするんだなと。

こちらの家みたいに、40年ほかっておいても、

日常生活に支障はないわけですから。

ただ。

15年に一度くらいは、状況の確認くらいはされた方がよいですね。

長きにわたって暮らす場所なんですから。

メンテナンスも大事にしたいです。