ただいま手洗いのつくり方!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ここ数年で変わってきたことの一つとして、

玄関近くに、手洗いを設置するということが多くなりました。

家の中へ入っていく前に、しっかり手洗いして除菌する。

ウィルスの影響とはいえ、習慣を変えてしまうほどのことって、

珍しいなと思います。

それでも。

掃除するっ場所が増えるのが嬉しくないということで、

設置しない方も、一方で結構いるのも事実です。

何を優先するのかによるようです。

一枚目の手洗い。

信楽焼の手洗いボウルが印象的ですよね。

背面に使ったモザイクタイルとのバランスもいいです。

集成材のカウンターを使っていますが、

表面はしっかりと固めてあるので、水による影響を少なくしてます。

モザイクタイルは、見た目ももちろんそうなのですが、

子供が手洗いした時に、壁に水が飛び跳ねるので、

それを気にされて、採用されています。

ちなみに、この手洗い。

玄関引き戸のすぐ脇に設けています。

つまり。

玄関入って、靴を脱ぐ前に、すぐに手を洗いましょう!

という考え方になります。

ある意味、徹底していていいですね。

それには、玄関が相応の広さが必要なことと、

目立つ場所なので、見た目もしっかり考えておきたいですね。

こちら。

先ほどど、全然違った雰囲気ですね。

こういったところにも、お客様の個性が出たりするので、

見ていて楽しいです。

先ほどと違って、こちらは、周りの壁が、ビニルクロス。

タイルとか、キッチンパネルとかではありません。

手を洗ったら、ビチャビチャなの?と思われたかもしれませんね。

もちろん。

すごい水量で、バシャバシャ洗ったら、そうなります。

でも。

一枚目よりも、それは少なくなっています。

実は。。

画像では、なかなかわかりにくいかもしれませんが、

その大きさがポイント。

こちらって、手洗いではなく、どちらかどいうと、洗面ボウル。

なので、相当大きいんですよね。

手洗っていうと、みなさんがイメージされた通り、

かなり小さくて、手をまるめながら洗う感じ。

洗面というと、手だけでなく、顔を洗う大きさですから。

そこで、手だけ洗うので、水が飛び跳ねる量は、

相当少ないはずです。

でも。

手洗を想定していて、洗面を置くと、結構大きいです。

それなりの広さを確保しておくといいですよ。

いろいろ考えながら、参考にしながら、

手洗をセレクトしてみてください。