土地探し中に擁壁と聞いたら。。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20221109_132253_DRO_R.jpg?itok=kDKNFXug)
とある家づくりの現場。
家の方は、概ね完成していて、外構の工事が進行中です。
週末に、お客様の検査を予定しているので、
その前に、大まかな部分について、チェックをしてきました。
「大まかな」って?
と思われたかもしれませんね。
逆に、「細かな」ところを説明するとわかるかもしれません。
「細かな」ところとは。。
壁紙の破れ、汚れ、巾木の隙間といったこと。
それ以外のことは、「大まかな」ということになりますね。
いろんなことが含まれます
例えば。壁や床の仕上げ範囲、壁紙の色柄、建具の仕様、
スイッチやコンセントの位置とか、給湯位置等。。
いろいろありますよね。
工事の途中で確認はしてきているのですが、
改めて、再確認するようにしています。
こういった部分で、手直しが必要な場合、
材料の手配が必要になることもあって、
早めに工務店へ伝えておかないと、間に合わなくなったりするので。
しっかり一通りチェックが完了。
あとは、お客様検査までに、細かな部分をチェックする予定です。
施工者任せ、お客様任せにせず、第三者として、
しっかりチェックするようにしています。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20221109_224531_DRO_R.jpg?itok=y6LuLimW)
なんだか難しそうですよね。
こちら。
とある擁壁の図面なんです。
擁壁とは、高低差のある土地で、土が流れていかないように
せき止めておくための壁のこと。
しっかりとした強度がないと。。
危険なことになる可能性がありますので。。
画像は、土地探しをされているお客様経由で、
不動産屋さんから受領した資料です。
工程差2mの擁壁となります。
この図面に記載のある内容であれば、何も心配ありません。
というのも。
名古屋市が、標準仕様としているもので、
安全率を見込んでいる仕様だからです。
でも。
擁壁って、それ自体だけでなくて、その下(地盤)も大事。
建物と同じく、地盤の強度も大事になります。
その辺もしっかりやっていただけるとの返答でしたので、
こちらの場合はOKでした。
そうそう。
それと、もう一点。
こちらの土地の場合は、愛知県に許可が必要になる擁壁。
なので、第三者の検査が入りますので、安全性はしっかり担保されます。
ただ、部分的な造成の場合は、許可不要になるような擁壁に
することが多く、施工者任せになることも。。
擁壁が絡む土地の場合は、不動産屋さんだけでなく、
建築関係にも詳しい方に、事前に相談されておくことを
お勧めします。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20221109_182955_DRO_R.jpg?itok=g3FUOZdt)
夕方からは、友人の家へ。
古くからの友人が、自宅をリフォームしたいとのことで、
工務店の現場監督を連れて、現場調査をしてきました。
実は。
友人が、小屋裏収納をつくっていたこともあって、
小屋裏をまじまじと調査することができたのは、大きかった。
通常ですと、小さな点検口からのぞくくらいなので。。
しっかりと調査した後、おいしい珈琲をいただきながら、
水回りの要望なんかを聞いたりしました。
えぇ?リフォームも?
と思われるかもしれませんが、大事なことですよね。