床の仕上げは何がいい?④
昨日、木の板をそのまま切り出してきた無垢材
ではなく、合板を下地にした複合フローリングについて
お話ししました。
何を大事にするのかによって、
無垢フローリングか、複合フローリングか
変わってきますよ。
そんなお話しでした。
今日は、複合フローリングについて
もう少し詳しくお話ししていこうと思います。
複合フローリングは、合板等の上に、
表面仕上げを貼ったタイプだとお話ししましたよね。
その表面に使う素材で、いくつか種類があります。
まず一つ目はこちら。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0.jpg?itok=uSs3QATL)
表面に貼っているのは、木目柄をプリントしたシート。
なんだぁ。プリントしたシートかぁ。
なんて思った方がいるのではないでしょうか??
10年ほど前であれば、そう思っても仕方ないかも。
木目柄が、いかにも!という感じで、
表面を触ると、ツルツルでフラット。
本物に似てる!
とは、なかなか言いにくい感じではありました。
でも。。
ここ最近は、プリント技術がかなり進化。
木目柄が、かなりリアルになってきていて、
一般の方では、見分けがつかないかもしれません。
色柄のバリエーションが豊富なので、インテリアを
いろんなテイストに仕上げることができます。
そして。
シート材のはずなのに、微妙な凹凸がついていて、
手触りは、フラットでないため、リアリティがあったりします。
また、経年で、色が変化していくことも少ないです。
無垢の場合は、経年で変色していきますからね。
それと。
シート材というと、傷とか大丈夫なの?
って思われたかもしれませんね。
ただ。メーカーもそれは理解しているので、
表面をしっかりとコーティングする加工をしています。
そのおかげで、ちょっとしたことで、シートが破れて
しまうようなことは、ないようにしています。
そのコーティングがあるので、ワックスは必要なく、
ある意味、メンテナンスは、掃除以外特にないです。
そうそう。
一つ大事なポイントは、コストですね。
フローリングのという部類の中では、
コスパが、一番いいですね。
なので。
家全体に使う方もいますし、寝室とか子供部屋とか、
あまり気にしないところに採用される場合もあります。
みなさんはどこに採用してみたいですか??