鎌倉借景の家

●設計事例の所在地: 
神奈川県鎌倉市
●面積(坪): 
116.61㎡(35.33坪)
●建物の種類(大分類): 
住宅関連
●メインの画像: 
●メイン画像の説明文: 

土地探しから始めた新居探しは、葉山から鎌倉へ移動しました。そこでみつけた掘り出しものの土地は、廃墟が佇んでいる高低差2m以上の土地。 この高低差を工夫しながら生かしたプランです。 廃墟と土地の高低差でプランと申請、工事は容易ではありませんでしたが、そんなことは全く感じさせない存在で完成しました。

高低差を利用して2階リビングとしたことから、遠くの四季の様子もリビングのコーナー窓に入り込み、とても気持ちのいい借景が家族の団らんを演出してくれています。
不動産の視点からみると負の要素となる土地の高低差も、建築ではそれを活かすことにより掘り出し物を財産とすることができます。

建てる前に依頼者が悩んでいた事・ご希望: 

・高低差のある土地
・廃墟となっている建物の存在
だけど場所と金額を考えると、ここしかない!と思うけど、住宅を建てられるのか?

依頼者があなたに依頼した決め手: 

高低差の難局をクリアするだけでなく、できる限り金額を抑えた手法を考慮しながら住みよいプランを提示してくれそう。

●建物の紹介文(依頼者のお悩み・ご希望を叶えるために工夫した点・採用した建材など): 

土地の高低差が2mを越していました。2mを超えると宅地造成法が適用され、別途崖に対する対処と申請が必要となります。これらを考慮しながら、いかに短期間で安くプランすることができるかが課題のひとつでした。役所との折衝や工事は少々手がかかりますが、高低差のある土地は、生かしようによっては、暮らしに広がりを与えてくれる貴重な土地となります。
そのひとつとして、家族で過ごすことの多い時間であるリビングを2階にしたことから、高低差+2階と高さをあげたことでリビングから望む景色は遠くの緑まで見渡すことができます。本当に気持ちのいい空間にすることができました。
高低差のある土地にお悩みの方は、是非お試しください。

その他の画像: 

2階リビングのコーナー窓からの明かりを臨む

高低差の土地+2階リビングならではの借景

コーナー窓の借景

ご主人様希望のハーフバス

将来間仕切り予定の子供部屋

コックピットのような場所に位置する書斎

壁と厚みを利用した簡易洞床

設計者

ユーザー 株式会社 結設計 藤原 昭夫 の写真
オフライン
Last seen: 2ヶ月 3週 前
登録日: 2012-07-24 10:22

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