薪ストーブ

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匿名ユーザー (未認証ユーザー)

薪ストーブは、とても心地よい暖かさを提供してくれる暖房器具です。
暖房以外にも、のんびり炎を眺めて楽しんたり、簡単な煮炊きができたりと、いろいろ利用価値のある 「優れモノ」 です。

設置する際には、荷重に耐えられる床と室内の防火対策が必要です。床は、木くずや土や灰などが落ちるので、タイル・レンガ・鉄板などを敷きます。また、写真のような土間スペースに置くのも使い勝手がよく、オススメです。
防火については住宅の場合、ストーブ周辺の一定範囲に規定の内装材を使用することで、他の部分の内装制限を回避できる法令があるので、活用すると設計の自由度が増します。

煙突からは煙とにおい、時には火の粉が出ることもあるので、周辺との距離を確保し、近隣の理解を得ることも必要です。

別荘で年に数回楽しむ程度なら、出来上がった薪を購入しても大したことはありませんが、定住して薪ストーブを冬の主力暖房とするなら、自身で原木を購入して薪割りをしないと相当な暖房費(薪代)が掛かってしまいます。なので定住の場合は、薪割りの労力と、薪を1~2年乾燥させるための薪小屋の設置についても検討しておく必要があります。
なお別荘の場合には、補助暖房を何か用意した方がよいでしょう。(薪ストーブは使い始めてすぐには暖まらないので。)

薪ストーブは魅力的ですが、上記のように配慮しなければならない点が多いのも事実です。薪ストーブを大いに楽しめるよう、事前にしっかりと検討しましょう。