家事室の役割とは

ユーザー 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人 の写真

家事室とは、字のごとく家の事をするスペースのこと。

建て主さまによって様々な使い方がありますが、私が以前設計した「中庭と坪庭のある家」では奥様からのご要望で所有している本を収納出来る棚と長いカウンターテーブルを設けました。

普段、ここで本を読んだり、パソコンを使ったり、洗濯物を畳んだり、アイロンをかけたりと多目的に利用出来きて奥様がひとりになれる書斎的な要素も含んでいます。

さらには、長いカウンターでお子様も一緒に本を読んだり、お勉強をしたりします。

窓からは、坪庭に植えられたソヨゴの木を眺められます。
この住宅の家事室は、キッチンの裏側に配置して食品庫(パントリー)の隣に配置されているので、動線的にも使いやすいプランとなっています。

家事室は、そこで具体的にどういうことをするスペースなのかをよく考えつつ、動線計画も十分念頭においてプランニングすることが良いでしょう。