見積書にドキドキ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の午後、とある家創りの打合せへ行ってきました。
 
 
とても順調に基本設計を進めてきていて、
昨日は、その設計をもとに算出した、見積書を提示するプロセス。
 
ドキドキです。
 
設計を始める当初、概算をしていたのですが、
総予算から割り出した工事費で、納まっていました。
 
 
設計を進めていくと、
 
キッチンはこうしたい。
外壁はこっちの方がいい。
 
そんなご要望が重なって、見積を出した時に、
ビックリすることがあります。
 
なので、随時、コストアップにつながりますよ。
そんな話も差し上げたりしていきます。
 
 
こちらのお客様は、設計を進めていく中で、
何かをセレクトしていくのですが、そのプロセスで
本当にやりたいことをきちんと考えていただいてきました。
 
 
それに加えて、見積もりをしてくれた工務店が
頑張ってくれたこともあって、
お出しした見積は、当初予算からすると、
5%オーバーになりました。
 
10%や15%になる方もいらっしゃるのですが、
5%というのは、すごいんです。
 
やりたいことを全て盛り込んだ結果ということから
考えると、すごいんですよ。
 
 
しかも、当初ではわからなかった地盤の補強工事も含めて
ですから、なおさらです。
 
 
もちろん予算はオーバーしているので、
減額項目を探していくことになるのですが、
大きな意味で無理のない減額をしていけそうです。
 
 
これは譲れない。
 
そんなことも保持しながら、最終の金額を
お客様に決定していただこうと思います。
 
 
来月いっぱいで実施設計(詳細設計)をして、
12月に着工を迎えるような流れで考えています。
 
 
見積もりを見るというプロセスは、
一気に現実と向き合うことになります。
 
ドキドキしながらも、じっくりと腰を据えて、
一緒になって考えて、納得の内容を
納得の金額で、決定していただきたいと思います。
 
それも、家創りのだいご味の一つなんですよ。