タイルの魅力と現場の魅力
昨日のAMに、愛知県陶磁器美術館で昨日より開催されてる、
「タイル/近代都市の表面」の企画展に行ってきました。
色や柄が鮮やかなタイル。
とても魅力的な企画展でした!!
瀬戸の敷瓦、兵庫の淡路や名古屋で製作された色鮮やかなマジョリカタイル、
帝国ホテル等で採用されたスクラッチタイル、テラコッタタイル等など
この時代の空気を感じられる充実の内容になっていました。
現代でタイルというと、一枚は無地で、採用しても
その色のパターンで表現する程度なのですが、
この時代には、一枚一枚のタイルの中に、
様々な模様が表現されていて、
創り手の想いが伝わってくる感じなんです。
一枚で装飾が強すぎると、全体でみるとゴチャゴチャした印象を
受けそうなのですが、全くそんなこともなくて、
組み合わせていくと、全体でバランスの取れたパターンになっているんです。
逆に、今の時代だからこそ、こういった装飾が
新鮮に見えるのではないかと思いました。
単なるノスタルジーではなく、今どうなのか?という
視点で見ると、とってもワクワクできます。
タイルに興味のある方は、ぜひぜひ見に行ってみてください。
実は、この展覧会に行こうと思ったきっかけは、
お客様なんです。
タイルにとても詳しいお客様とお付き合いさせていただいて、
興味を持つようになったんです。
そういったきっかけをいただけたことに、とっても感謝ですね!
午後は、とある家創りの現場へ
お客様と一緒に、進行状況を見学してきました。
外部は、外壁を張り始めていました。
濃い木目に白い窓枠が、とってもいい雰囲気なんです。
サンプルや色付けした図面で想像していただいていたのですが、
実物は、想像以上にいい風合いになっていると思いました。
内部は、壁の石膏ボードが張り始めていました。
部屋の外形がわかってきていて、
その広さや窓の配置や明るさ等を確認していただきました。
写真は、2階の天井裏のワンショット。
シルバーのうねうねは、断熱材が巻いてあるダクトなんです。
こちらの家では、全館空調+換気を採用していただいているのですが、
その空気を各部屋へ運ぶためのダクトなんです。
空調機械室の近くになると、写真のように
ダクトが集中します。
天井が出来てしまうと見えなくなってしまうので、
この時期だからこその風景になります。
この時期は、建て方ほどの大きな変化はないのですが、
少しずつ、家が出来上がっていく感じ。
でも、そのプロセスを愉しみながら、
ご一緒しながら、共有できることは、
とってもありがたいです。
ほんと。
家創りは愉しいんです。
やめられません。