プロセスを大事にする
昨日は、とある家創りのため、
某市役所からスタート。
敷地が持つ法規制を確認していきます。
用途地域、防火指定、その他地域から、
建蔽率、容積率、下水道があるのかどうか、
道路の幅がいくつなのか等など。
いろんな課を回って、順次確認していきます。
最初にきちんと聞いておかないと、
後で大変なことになるため、きっちり話をしてきました。
法規制の全体像がわかってよかったです。
その後は、別の家創りの打合せ。
細長い、狭小地での家創りです。
3階建てになるのですが、
法規制をクリアしながら、
予算もにらみながら、
計画した内容を詰めていきます。
街中の狭小住宅は、
光の取り入れ方に工夫が必要なんです。
あの手、この手を考えながら、
法的に必要な光、実際に必要な光の
取り入れ方を詳細に打合せしてきました。
いろんなアイデアも出たりしたので、
とってもユニークで、狭小とは思えない
広がりを感じることのできる家になりそうです。
夕方からは、とある家のリノベーションで、
現地調査をしました。
天井点検口から頭を入れて、
骨組みを確認します。
フルリノベーションするのですが、
間取りの計画上、柱を抜いたりする箇所があるので、
その辺りを重点的にチェック。
抜けない柱もありましたが、
計画に大きな変更はなくてよさそうでした。
その後床下へ。
基礎がどこにあるのかをチェックしたり、
床下の骨組みに問題がないかをチェックしたり。
こちらも、計画に大きな影響がないこと、
そして、骨組みがしっかりしていることを
確認できました。
表面的なリフォームとは違って、
間取りごと変更してしまうようなリノベーションの場合、
こういった事前の確認が、とっても重要なんです。
解体してみて、ドッキリしてしまうことを
少しでも減らしておくことができますので。
こちらも、いい感じでまとまりそうです。
家創りといっても、いろいろです。
いろんなプロセスがあって、
それをひとつずつ、着実に進めていくことで、
ひとつのカタチに集約していきます。
だからこそ、
出来上がった結果だけではなく、
そのプロセスを大事にして、
それ自体を愉しんでいただくことが
いい家創りにつながっていくんだと思います。
愉しい家創りを目指していきます!