車椅子の方が安心して暮らすために
昨年から今年にかけて、
車椅子を使われている方の
家創りに関わらせていただく機会がありました。
当時は、車椅子の通るスペースがなかったり、
トイレやキッチン、そして洗面や浴室まで、
脚に不自由を持たれている方にとっては、
とてもハードルの高い仕様でした。
それらを解消して、
車椅子でも、安心して安全に暮らしていける家がほしい
ということで設計をスタートさせました。
設計だけで1年。
実は、私は、福祉施設や病院、庁舎等の設計にも
携わったことがあって、「バリアフリー」という
考え方は、とても詳しいと「思っていた」んです。
実は、勘違いだったんですよね。
いろんな不自由を持たれてる方々を想定して、
誰でも分け隔てなく、使えるような、
最大公約数な発想が、「バリアフリー」の考え方なんです。
実は、住宅という側面から考えると、
その使う方のよって、全く違ってきます。
たとえば。
使っている車椅子の高さ、大きさ。
通常タイプではないですよね。
超低床タイプ、低床タイプ、電動なのか等、
家の中で、どんな車椅子を使うのかで、
スイッチの高さひとつとっても、違ってきます。
バリアフリーという規定では
「標準的な」高さがあります。
その高さでは、使いにくい可能性は十分あります。
実は、車椅子の方々の家創りをしていくためには、
車椅子の方の家創りを経験された方でないとわからないことが
多いんです。
福祉施設や病院とは、明らかに違う考え方ですので。
そこで、車椅子の方々が安心して暮らしていけるよう、
こういった事業を立ち上げています。
一人でも多くの、車椅子を使われている方が、
安心して、安全に、快適に暮らしていただけるために、
サポートしていきます!
詳しくは、下記へアクセスしてください。
http://www.kurumaisuhouse.com/