凍結深度
投稿日時:
2015-12-15 10:50
凍結深度とは、冬季に土中が凍結しない地表面からの深さのことです。
基礎や水道の引き込みにおいては、凍結深度を確保しないと基礎が持ち上がったり(傾いたり)、水道管が破裂したりといった「凍害」が起きる可能性が高く、寒冷地では非常に重要です。
しかし、単純に基礎全体を深くすると相当なコストアップになってしまうので、地盤の強度や高低差や建物のヴォリュームなどを充分に考慮した上で、無理や無駄のない基礎の種類(ベタ基礎・布基礎等)と形状にする必要があります。
また、水道管などの設備においては建物周辺で埋設深さが浅くなったり地上に出る部分があるので、凍結防止の対策とメンテナンスのし易い状態にすることが重要です。