ウッドデッキ

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

私どもの設計ではウッドデッキをよく提案します。

庭や外部と室内の空間をつなげる半外部空間です。
そこでの生活を想像しながら提案します。

幼稚園の改修では安全性から人工木を使用しましたが、住宅では自然木をおすすめしています。

室内の木質フロア(フローリング)と同じ木質の同一感やハードウッド(超耐候木)、サーモウッド(熱処理木材)等の耐久性のある材料が手に入るようになったことが大きな要因です。

ウッドデッキのメリットは、土足やBBQの汚れも経年変化のうちと気にならないこと。ハードウッドの場合は、余程汚れれば高圧洗浄で解決出来ます。

デッキのすのこ張りの隙間から泥や埃が下に落ちてしまい、埃だまりが出来ないため室内床面により近く出来るこなどがあげられます。

ハードウッドで気をつけなくてはならないことは、木からでる灰汁です。
壁面に接する場合は対処が必要です。

また、表面がささくれやすく素足には特に注意が必要です。

事例を紹介します。

リビングダイニングと間口5.5mの木製引込戸でつながる45平米もあるウッドデッキのアウトドアリビングです。

ウッドデッキはBBQが似合います。

小さなウッドデッキのバルコニーですがとても安らぎます。

RCバルコニーの上もウッドデッキ張りとしています。

国産杉サーモウッドのウッドデッキです。
木材利用ポイントを取得しました。

植木鉢をウッドデッキ材で製作しました。

ウッドデッキのバスコートです。
塀もウッドデッキ材です。
端材でベンチを即興でつくってもらいました。現場監理で出来ることの一つです。