20160306 TBSの噂の東京マガジン…噂の現場~夢のマイホーム 工事が続けられないという悪夢~
下記文章はホームページからの抜粋ですが…
やっぱり根本が…設計施工の怖さがわかってないと感じてしまいます(T_T)
これでは問題解決にはなってないのです…
我々建築家(設計監理者)のようなクライアントの代理になって動く第三者が頭に立って統括していかない限り、保険に入ろうがいつまでたっても同じことの繰り返しです。
そのためにはもう一つ大切なことがあります…信頼のおける工務店さん(施工者さん)と良いチームを組むということです。
支払いに関して…この支払方法と違う方法で現場が今進行中です(笑)
たまたまテレビを見ていたらこんなことが…目に耳に入り思わず見てしまいました。
一生に一度の大きな大きな買い物が悲劇にならないように…私も建築家(設計監理者)の大切さを世間に知ってもらえるように頑張らなくてはと気が引き締まりました(^^ゞ
■TBSの噂の東京マガジン…噂の現場~夢のマイホーム 工事が続けられないという悪夢~
今回は、建築途中で業者が突然倒産状態となり工事がストップしてしまったという方を取材しました。すでに2000万円支払っているといいますが、出来高は多く見積もっても400万円だということでした。被害者の方は弁護士に相談したそうですが、過払い金については戻ってこない可能性が高いと言われたそうです。国としても、この過払い金については何の救済策もないということでした。
建築途中の分譲マンションを買う場合も、契約金や手付金という形で費用の一部を前払いすることがあります。マンション業者が倒産した場合はこの前払い金は返ってきます。これは法律で、購入者から前払いされた現金は完成引渡しが終わるまで、第三者の金融機関にプールしなければならないことが、法律で決められています。すなわち、マンション業者は完成引渡しが終わるまで、前払いで支払われた現金を手元に置くことができないシステムになっているのです。(諸条件はあります。)
マンションでも一戸建てでも、完成引渡しから10年間建築業者はその建物の瑕疵を担保しなければなりません。すなわち、雨漏りなどの欠陥があった場合は無償で修理しなければならない、という法律があるのです。業者は資金不足で修理ができないということがないように、お金を別にプールしておくか、保険にはいるか、どちらかを必ず行わなければなりません。(こちらも諸条件はあります。)
マンションであれば手付金が返ってきますし、さらに引渡し後であれば一戸建てであっても瑕疵は担保されます。こうして見ていくと、建築途中の戸建ての場合の過払い金のみ救済策が何もない状態にあるのです。大型のハウスメーカーが数多く破産し、その度にたくさんの被害者が悲痛な声を上げています。しかも詐欺的な倒産でなければ、会社側は何の刑罰も受けないといいます。建築業者側だけが守られている現在の状況をこのまま放置していて、本当によいのでしょうか。