堀込車庫2題おまけ付

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

道路と高低差のある敷地の一部を掘り込んで造った車庫のある建物を2題。

まずは、造成敷地にすでに車庫がありその上の木造2階建て住宅。
造成工事設計監理、建物設計監理共に修行した事務所で行いその担当。
車庫より建物につながる開口スペースに地下階段を増設し建物と内部でつながるように設計。
駐車場スラブの上に建物基礎がのり、地下階段も後付工事。
地下への止水に悩まされた現場。

次に、道路との高低差がありかつ高低差のある南北2敷地に建物を計画。
要望駐車台数は3台、建物につながる階段。
既存道路擁壁の高さは北側敷地が2mほど。

完全堀込車庫2台、2敷地をつなぐデッキ下に半分堀込車庫1台で解決。

建物につながる完全掘込2台車庫。

庭につながるテラス下半分掘込車庫。

敷地間の擁壁も建物と一体化。
造成工事を絡めると、敷地建物一体となった計画が可能となるが予算配分に注意。

おまけの堀込車庫。
修行した宮脇檀建築研究室のブルーボックス。
ダイナミックで無駄の無いデザイン、バランス。
掘込車庫は土留兼用。
42年も前の建物。
建築科学生だった頃に見て感激。(まさにこの写真)
25年程前に一度内部を拝見。