リノベーションとリフォーム 何が違うの?同じなの?
聴き慣れたワード 『リフォーム』
そして
最近よく耳にする 『リノベーション』 通称:リノベ
これらは何か違うのか??
という質問を以前いただきまして
正直 僕自身も詳しくはよく分からないので。。。
(何かリノベの方がカッコよさそう~ 程度の感覚でした。。。)
この際なので、あちら こちらと調べてみました。
さて その結果・・・・
まずは 『リフォーム』 とは
壊れたり、古くなってしまった部分を、新築当時の状態へ戻す工事。
例えば
・キッチンやトイレが壊れた、古くて使いづらい、などの理由から新品に付け替える工事。
・壁紙、フローリングが汚れたり、剥がれたきたので張り替える工事。
・雨漏り工事。 など
マイナスとなってしまった部分を
「ゼロ(新築時) つまり、今までと同じ状態」 に戻す工事の事。
次に 『リノベーション』 とは
壊れたり、古くなってしまった部分に、
+αの価値を加え、新築当時以上の性能(住みやすさ)を確保する工事。
例えば
・キッチンやトイレなどの設備機器の交換に加え、
使い勝手の悪かった間取りを、家事動線を考慮した間取りに変更する。
・構造躯体の耐震性能を上げる。(耐震補強をする。)
・断熱工事を行い、冷暖房効率の良い家にする。(断熱改修工事) など
今まで持ち合わせていなかった新たな付加価値を建物に与える工事。
というように、解釈されている事が多いようです。
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ほ~ なるほど~
これで 今後は リフォーム・リノベ 内容に応じて使い分けられるようになりました。
僕ら設計者が相談役になる事で、
現状(問題点) と 今後の希望 を踏まえ
『リフォーム』 ・ 『リノベーション』 どちらの選択肢がベストなのか
工務店・建設会社などの造り手側とは別の立場として
住まい手の方へ、より良いアドバイス+設計・現場監理をしていきたいと思っています。