フローリングにもいろいろあるんです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りで、床仕上げの話をするため、

いろんなフローリングを取り扱っている「IOC」のショールームへ行ってきました。

所狭しと、いろんなフローリングのサンプルが展示されています。

小さなサンプルやカタログでは、わかりにくい、

実際の風合いや肌触りをしっかり確認できるのはいいですね。

そうそう。

ひとえにフローリングといっても、いろいろあります。

まず大きくは、無垢のフローリングと複合フローリング(ベニアが下地)。

無垢フローリングは、本物だけでできていますので、体に優しい素材を

お求めの方には、ぴったりです。

樹種によって、堅い、柔らかいがあるので、その辺は

いろいろ比較検討しながら決めていきましょう。

実は、今回の家創りでは、無垢ではなく、複合フローリング。

理由は、床暖房を採用するからです。

無垢材に床暖房を使うと、反ったりする可能性があるため、

基本的には使わないようにしています。

その点、複合フローリングはそういった懸念がないのでよいんです。

複合フローリングの中でも、表面にプリントしたシートを張ったタイプや

表面に薄い本物の板を張ったタイプ、さらには、その本物の厚みが厚いタイプ等、

様々です。

今回採用予定なのは、表面の本物の部分が厚いタイプ。

コストは少し高めになりますが、肌触りを含めて、

見た目は本物な上に、床暖房もOKなので、いうことなし。

無垢材のように、樹種で価格に大きな差がないのもよいですね。

お客様に、いろいろ見て比較していただくために、

いろんな樹種のサンプルを準備していただきました。

こんなふうに、お客様の前で広げて、

どの樹種がよいのかを相談して、決めていこうと思います。

こういった素材は、やはり実物を触るのが一番です。

それに勝るものはありません。

床って、常に脚が触れる部分なので、しっかりセレクトすることを

お勧めします。

夕方からは、とある家創りの打合せへ。

こちらの家創り。

敷地がビックリするくらい狭小なんです。

その厳しい条件の中で、何ができるのか。

求める家が実現できるのか。

その検討結果を提示して、

どんな方向性がベスト、ベターなのかを

いろいろと打合せしてきました。

こういった狭小の敷地の中で、

家の計画をするのは、とても難しいのですが、

逆に、そういった敷地への計画は、

とっても燃えたりします。

こんな敷地でも、こんな豊かな家ができる!!

そんな提案をしていきたいです。

ほんと。

いろんな家創りが進行中。

日々、何らかの家創りの、何かのプロセスに関わって

日常を過ごしていけること。

大好きな家創りのことを、一日ずっと考えて、

行動していけること。

とっても充実しています。

そういった機会を与えてくれている

お客様に感謝!!