体に優しい家創りへ
投稿日時:
2016-05-10 07:52
体に優しい素材。
杉やオークといった無垢のフローリング。
紙の壁紙。
漆喰や珪藻土等の塗り壁。
杉やツガの無垢材で製作した建具。
木部を着色保護する亜麻仁油主体の塗料。
水周りの床にビニルでなくリノリウム。
無垢材で仕上げたキッチンや洗面台。
天然由来の素材を使った、体に優しい建材は
結構たくさんあるんです。
こういった素材は、体に優しいだけでなくて、
遣い込むことで、傷がついたりしながら、それが味になっていきます。
味と思えるかどうかが、大事なポイント。
ここ最近、アレルギーをお持ちのお客様が増えてきました。
できるだけ、自然な素材をうまく組み合わせて、
空気のきれいな環境を創りだしています。
ただし、味と思えるかは、とっても大事なポイントです。
もうひとつ。
素材だけにこだわってもいけません。
外からアレルギーを引き起こすものを室内に持ち込んでしまった場合、
素材だけでは何ともなりません。
空気をきちんと循環させることも忘れずに。
循環するのはいいけど、冬寒かったり、夏暑かったりするのも
体に負担をかけるので、そのバランスも大切です。
いろんなことを、総合的に考えながら、
いろんな側面からみて、体に優しい家創りをしていきたいと思います。
ただし。
だからといって、ナチュラルテイストなデザインでなくてもよいはず。
住まう方らしさがカタチになった家であってほしいですよね。
家創りはとっても奥が深い。
だからこそ、愉しいんですけどね。