工事サイドと設計サイドのすり合わせ

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の午前中は、とある家創りのため、

工事をしてくれている工務店と打合せでした。

来月中頃の建て方に向けて、

構造の図面をもとにしたプレカット図面について打合せです。

構造図というのは、構造計算から導き出された結果を

図面にしたものです。

もちろん、その図面が基準なのですが、材料を加工したり、

現場で組み立てたりする時に、もう少しいい納め方があったりするので、

その辺を確認していきます。

実は、それだけでもなくて、この段階で、階段や建具、

家具等がうまく納まるのか?といったことまで

総合的にチェックする必要があります。

ここできちんと押さえておかないと、後で大変なんです。

それを、こんこんと、打合せしてきました。

結果、いい形で流れていきそうです。

昨日の東海地方は、こんな天気。

日差しが強くなくて、風が程良くあるせいか、

とても過ごしやすい陽気になりました。

晴れも好きなんですけど、こういった明るい曇りも

なかなかいいもんですね。

夕方からは、とある家創りの現場へ移動。

基礎の配筋検査を実施しました。

ちょうど、第三者チェック機関の、JIOさんも検査。

私の検査、施工者の検査、そして第三者の検査と

トリプルチェック。

しっかりとチェックして、きちんとした家を建てたいですからね。

検査は指摘事項がないほど、きっちり工事されていました。

さすがです。

工事が、順調に、止まることなく、進んでいくことは、

当たり前といえば、当たり前です。

しかし、そのためには、

午前中のような、現場サイドと設計者サイドでもすり合わせが

とても重要なんです。

しかも、慌てて実施してはいけません。

事前に、じっくりとしっかりと打合せをすることが大事です。

早め早めの対応をしていくことが必要ですね。

そんな段取りをしてくれる、現場監督に感謝です。