既製杭

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

まず…杭基礎について説明しましょう!
主に軟弱な地盤における建築物の建設において、浅い基礎では構造物を支えることができない地盤の場合に、深く杭を打ち込み、建築物を支える基礎のことを言います。

杭基礎に用いられる杭はその材料により、コンクリート杭、鋼杭などに分類できますが、簡単に言うとあらかじめ製品としてできているものが既製杭です。
以前手掛けた、自由が丘の家http://www.geocities.jp/ohkokk/jiyuugaoka.htmlでは敷地もあまり広くないこともあり、施工性も考慮してエコロックパイルという既製杭を選択しました。

エコロックパイル工法は、先端部に切刃及びらせん翼を取り付けた小口径羽根付き鋼管杭(エコロックパイル)を回転して、地中に貫入させる工法です。この工法は主に低中層建築物で採用され、無振動・無騒音・無排土の環境配慮型工法です。施工面でも狭小な現場での施工も可能です。