耐力壁のお話(^^)/~~~

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

続いて…耐力壁のお話です!

まず…耐力壁とは?
建築物において、地震や風などの水平荷重(横からの力)に抵抗する能力をもつ壁のことを示します。ちなみに…そうではない壁(構造的に固定されていない壁)は非耐力壁と呼びます。
また…木造建築物においては、耐力壁に似ていますが、固定方法が不完全で抵抗力の低い壁(間仕切壁など)を準耐力壁と呼びます。

構造設計者はこれらをバランスをみながら配置していきます。
私は独立してから…どんな簡単な建物も構造設計の最終判断は構造設計者に委ねています。
なので…開口を大きく採りたいとか、ここはどうしてもこういうプランにしたいとか、自分で考えたプランではダメな場合が多々あります(笑)
これで良いのです…ここに構造設計者の役割があります。
昔の人は良いことを言っています…餅は餅屋…構造のことだけではなく、この言葉は設備設計、電気設計にも言えます。

少々話が脱線しましたが(笑)…耐力壁はバランスが大切です!
構造設計者からよく言われます(≧◇≦)