暮らしの電磁波事情

ユーザー 遠藤浩建築設計事務所 遠藤浩 の写真

電磁波が人体に影響があるかどうか、いまだ科学的に証明されているわけではありません。
いろいろ言われていますが、分子レベルで、人体の細胞を振動させるため、そう考えると気持ち悪いものです。
 
まずやはり、高圧送電線の下は、かなり電磁波のレベルは高く、体調がおかしくなる話を良く聞きます。
土地を探す際には、気をつけたいものです。
(事務所の近所の高圧送電線下で10mGくらい)小型電磁波測定器で測定 単位mG・・・ミリガウス(最近はスマホにつけて測定できるアイテムなども出ています。)
 
リニアモーターカー開発に関わっている人たちの体調も、あまり良くありません。
 
家庭のIHクッキングヒーターは、最近のパナソニック製では、電磁波がほとんど出なくなりました。(他社製品は、測定していないので不明。)
むしろ、頭上のレンジフードのモーターからは、かなり出ています。(4mGくらい)
あとは、電子レンジ、ドライヤーはよく出ます。(測定器の針が振り切れます)
 
電気毛布や電気コタツなどは、その場でズ~と長時間、電磁波を浴びているわけですから、ちょっと、考えものかも知れません。
 
また参考として・・・
毎日、通勤通学で利用する電車、携帯電話の電磁波がどうのこうのと話題になって久しいですが、モーターを積んでいる車両“モハ”等(車両の種類記号)から出る電磁波は携帯電話(0.8mGくらい)の比ではありません。結構出ます。(4mGくらい)
 
ハイブリット、電気自動車など電気を動力にする自動車が開発され、それに伴って、電磁波をシールドする技術は大分進んでいます。
 
電磁波に対して、実際、何のシールドもできなかったパソコン用の防磁エプロンも、金属の板を別に嵌め込んだりして、ある程度はシールド出来るようになったとか。(この効果は、測定していないのでちょっと私には分りません。)
 
マグネシウムがかなりシールド効果があることも分ってきました。
 
気にしないかたは、関係ないでしょうけれど・・・。