ランニングコストを抑える工夫のお話(^^)/~~~

ユーザー 大島功市建築研究所 一級建築士事務所 大島功市 の写真

今回のお題…ランニングコストを抑える工夫。
ずばり…最大限人工的なモノに頼らないような建物のつくりにするということではないでしょうか!
現代ではマンションに代表するように設備を重要視して、とても快適な生活ができるような方向に進んでます。
床暖房、エアコン、エレベーター、オール電化…キリがありません(^^;)
ランニングコストを抑えるには、やはり人工的なモノに頼るのではなく、自然に寄り添う中での工夫をするということではないでしょうか?

一番重要視したい点が三点あります。
①サッシ開口の取り方
東西南北に小さくても良いので開口をとるということです。
合わせて、開口の高さを変える等の工夫をしながら空気が対流するようにするのです。通風が良いことで機械を使わずに暑い時期を極力快適に過ごせるのです。
②軒の出
適正な位置に軒を取ることで暑い時期の直射日光を遮ることができます。
③南からの日光を最大限採り入れる
寒い時期には、なんと言っても…いかに日光をたくさん採り入れることができるかでランニングコストが大きく変わってきます。

単純に考えて…このようにいかに機械を使わずに過ごせるかが、ランニングコストを抑えることにつながります。
単純ではありますが、現代のようになんでもある時代ではなかった時代…先人たちが工夫しながら過ごしていた時代をもう一度見直すのが一番の解決方法かもしれません(≧◇≦)