ローコストでなく、適正な価格へ

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とても過ごしやすい陽気でした。

ちょうど、山道を移動の時に通過したのですが、

とっても心地よい空気に包まれていました。

こういった移動で、山を通過すると

とっても癒される感じがあって、愉しいですね。

盆休みの真っただ中ですが、

昨日の午前中は、とある家創りの打合せでした。

以前プレゼンをさせていただいた御夫婦なのですが、

御両親にも計画案を見ていただいて

いろいろ考えてから、改めてお会いする流れ。

いくつか、気になる点を教えていただいたり、

追加で要望をいただいたり。

ここまではよかったのですが、

資金と工事費用の関係の話がありました。

あまり多額のローンを組みたくないので、

コストを抑えて新築したいとのこと。

その気持ち。

とてもよくわかります。

でも、きちんとお伝えしました。

「ローコストには、それなりの理由がある」

安かろう悪かろうではいけませんよね。

一生を暮していく家ですので。

長い目で見て、安心して暮らせる家にしたい。

それを「ローコスト」というよりは「適正な価格」で実現したいですよね。

一度、ローコストを売りにしてる会社さんにも

行ってみたらどうですか?とお薦めしました。

あとで、こうすればよかった!というのもさみしいですので。

最終的には、トータルで考えてらっしゃる予算を

ハッキリ伺えて、そこに向けて、計画案を調整して、

次回お会いすることになりました。

私は、「ローコスト」ではなく、

ご予算の範囲内で、「適正な価格」に基づいた家を

ご提案・ご提供しています。

どこが適正なのか。

それは、いろんなデザインや素材を、

いろんな工務店と一緒に使ったことのある建築家

だからこそ、経験的にわかるものなんです。

同じような素材、デザインしかしない

建築家とは違うんですよ。

家創りで、おカネの話は、とても大事。

現実も眺めながら、着実に進んでいきたいですね。