高低差のある厳しい敷地なので!
投稿日時:
2016-08-19 07:57
写真ですと、臨場感が伝わらないのですが。。
こちらの土地で、これから工事が着工。
道路との高低差。
間口が狭く、奥に細長い。
両隣が接近して家が建っている。
しかも。
第一種低層住居専用地域という
最も厳しい法規制のエリア。
いわゆる、狭小敷地で、
とっても厳しい法規制の中、
計画を慎重にしてきました。
図面では、問題なく書いてあることも、
こんな敷地ですと、工事がとても難しい。
ちょっとした手違いがあると、
法規制をクリアできない状況。
昨日は、工事の関係者が、全員集合して、
敷地を前に、みなでいろいろ調整をしました。
とっても大事な時間となりました。
たくさんのコミュニケーションを取りながら、
いろんな側面からすり合わせができました。
プロが集まると、とてもいいですね。
そもそもですが、
現場のことに、あまり詳しくないと、
こういった調整の取り仕切りが難しいんですよ。
経験がものを言います。
建築家は、工事の時に、適切な意思決定ができないといけませんので。
しかも。
こんな風に、狭小敷地や難工事が予想される場合は、
さらに、厳しくなりますので、経験豊富は建築家を一緒に
家創りすることをお勧めします。
建築家はデザインだけではありません。
こういった工事の調整も、大事な役割なんですよ。