コストと品質のバランス感覚が大事

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、クリナップのショールームへ行ってきました。

目的は、キッチンやユニットバス等の仕様確認です。

ショールームデート?

と思った方は、ナイトウ通ですね(笑)

さてさて。

実は、とある工務店が設定している標準仕様を

確認しに行ってきたんです。

めったにないのですが。

家創りのコストを相当抑えないといけないお客様がいらっしゃいます。

ただ、だからといって、

リフォーム屋のチラシのような、価格を重視した安かろうなキッチン

というのもイヤなんです。

家創りでこういった機器のコストは、全体コストに大きく

影響してきます。

いろいろ話をしていたら、とある工務店が想定している

標準仕様があって、コストは抑えられるとのこと。

その仕様がどうなのか。

どこまで変更が可能なのか。

について、実物を見ながら、確認しました。

写真はキッチンの扉材。

どれをセレクトしても同じ金額なんです。

しかも。

その表情は、想像以上によかったです。

しかも、差額は発生しますが、

水栓や調理器具、レンジフードはいずれもセレクト可能。

標準の組み合わせでも、なかなかよいキッチンができそうです。

ユニットバス。

こちらも、ひと通り説明を聞きましたが。。

ユニットバスを丸ごと断熱していたり、

出入り口が折れ戸でなく、開き戸だったり、

オプションになりそうなところも

標準として設定しているので、

思っていた以上に、よい仕様になっていました。

その他にも洗面化粧台も確認しました。

全体的に、標準を取り入れたとしても、

機能的には、きちんと充足していますし、

見た目もよくみせることができそうです。

万人に最適とはいいませんが、

コストを抑えたいという方には

ひとつの選択肢になりそうです。

こういったことを知っているのかどうかも、

場合によっては、大事です。

品質とコストのバランス感覚のある

建築家がよいでしょうね。

その辺、きちんと見極めてください。