工事「前」に大事なことって?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家創りで、工事関係者が集まって、
工事のいろいろを調整しました。

こちらの家。
地下1階がRC造で、地上2階が木造という
混構造なんです。

道路と敷地で2m弱の高低差があるので、
半地下を創って、造成費用を抑えながら
家を計画しているんです。

こういった混構造で注意が必要なのは、
RC部分と木造部分の調整です。

特に、RC部分は、工事に取り掛かるまでが重要。
家全体の納まりや、電気や設備のルート等含めて
全てを調整しておかないといけません。

あとで、孔開けるわけにはいきませんからね。

木造の時にも、当然そういった調整はするのですが、
混構造の時は、なおさらです。

実は、このところの雨で、工程が遅れ気味。
ただ、そのおかげで、昨日、工事に取り掛かる前の
全体調整を行うことができました。

逆に、きちんと調整できたこともあって
これからは、とってもスムーズに工事が進んでいくと思います。

いろんな道のプロがいます。

そのプロが持つノウハウやスキルを生かしながら、
ベストな工事をしてもらう。

当たり前のようですが、それが大切です。
そうやって進めてもらえるよう、調整します。

最近は、肩肘張らず、自然体で関わります。
きっと、今までの経験のおかげなんでしょうね。

いい家創りのために。