工事の時こそ、建築家って価値がある!
投稿日時:
2016-12-28 08:08
昨日の夕暮れのワンショット。
一日、とってもいい天気でした。
この時期、この陽気は、とっても嬉しい。
でも。
今日から冷え込むらしいです。
体調気を付けていきたいですね。
何だか、見慣れない図面ですよね。
昨日、とある家創りで、プレカット図の打合せがあったんです。
その図面です。
弊社は基本的に、詳細な構造計算をします。
その結果をもとに、しっかりとした構造の図面を作成。
その図面をもとにして、プレカット図を起こします。
プレカット図って?
と思われた方もいますよね。
木造の場合、昔みたいに、大工さんが、
柱と柱、柱と梁等の接合部を加工せず、
工場で、事前に加工してくるんですよね。
(事前にカット=プレカット)
このプレカット図にそって、機械で
木材を加工するんです。
ここで入力違いがあると、
そのまま出来上がってしまいます。
なので、その図面と構造の図面、
その他、関係する図面の整合性を見ながら、
打合せを進めていきます。
工事のなかでも、このプロセスは、とっても大事。
やはり、不思議なのは、このプロセスに、
施主の代理として、建築家がいない状況って。。
設計の意図を、しっかりと現場へ
伝えるという意味でも、建築家の存在って
大きいと思いますよ。