型式適合認定

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 平成10年の建築基準法改正により、この制度ができました。建築主の方々にはあまり関係ないというか気にしなくてよいものなのですが、大手の住宅メーカーなどでは、これを利用しているところは多いです。また、エレベーターなどや換気設備などでもこれを使っているメーカーがほとんどです。
 建築において、その構造や防火、あるいは設備などであらかじめ国交大臣の認定を受けていれば、建築確認申請や検査などで、その業務が簡略化できるということを目指しています。これは、良い方法なのですが、これを悪用して質の悪いものを提供する業者も出てくることもありますので、どのような法律でもそうですが、法律ができればよいというものではなく、その運用の仕方、使い方次第で良くも悪くもなるということは肝に銘じておかなければなりません。