無垢フローリングを使うのであれば。。
投稿日時:
2017-03-16 07:51
とある家創りで採用する床材です。
奥がチェリー。
手前がカバ。
両方とも、いわゆる無垢フローリングです。
いくつか並べているのですが、
自然素材ゆえに、材によって木目が違ったり。
その違いによって、表情豊かな床には仕上がります。
肌触りや風合いは、とてもよいですよ。
上記の樹種は、比較的堅めなので、
傷が付きにくいのが特徴です。
こちらは、杉という素材なのですが、
とても柔らかくて、肌触りが抜群なのですが、
傷が付きやすいんですよね。
そうそう。
その傷を。。
「傷」と思うのか
「味」と思うのか
それによって、採用できるかが違います。
こちらは、パインという素材。
こちらも採用予定です。
とっても柔らかくて、肌触りがとても優しいんですよ。
冬に素足で歩いても、ヒヤッとした感じは
ずいぶんと少なく感じるのが不思議です。
無垢フローリングを採用する
ということでしたら、一つ大事なアドバイスがあります。
フローリングの仕上げについてです。
フローリングそのままですと、何かこぼした時に
浸透してしまうため、何かは必要になります。
それに、自然由来の素材でできた、オイルがお勧め。
表面に塗膜を創るタイプとは違うので、
無垢材の風合いをしっかり感じながらも、撥水等ができますので。
もしかして。。。
ウレタン塗装という表面に膜を創るような場合には、
無垢材なのに、その良さを体感できないので、
それであれば、無垢材でなくてもよいかもしれませんね。
なぜ。
無垢材を採用するのか。
それによって、どの素材が最適なのか。
異なります。
そういった自由なセレクトができるのは、
建築家との家創りのだいご味の一つかもしれませんね。