ガルバリウム鋼板屋根の雨音
投稿日時:
2017-08-15 13:12
屋根の雨音は、屋根の勾配が緩くなるほど大きくなります。また、屋根の
材料が、軽いほど、遮音性が悪くなります。瓦屋根の場合は、音は気に
なりません。しかし、ガルバリューム鋼板は、0.4から0.5㎜程度
なので、遮音性はありません。技術の進歩により、勾配を少なく、
平屋根に近くデザインが可能になりました。雨音のレベルを下げるには、
幾つかの方法があります。下地に、密度のある材料を使用することです。
又屋根の裏側に,振動しないように、断熱材等を吹き付ける方法が
あります。屋根裏で反響しないように、吸音材を使用するとさらに
効果的です。写真の参考例は、ガルバリュームの下地に、
センチュリーボードt-18㎜を使用して、屋根裏にウレタン吹き付けを
してから断熱材を敷き、天井材を貼っています。雨音を防ぐばかりでは
なく楽しむ方法もあります。屋根裏を大きく取り、音を調節すると、
面白い効果もあります。
屋根下地 センチュリーボード
屋根裏 断熱材