外壁にレッドシダーを採用する!
狭小間口の敷地に立つ、都市型住宅です。
コンクリート打放し、ガルバニウム鋼板、塗り壁、
さらにはレッドシダーといった素材を組み合わせた外観。
こちらの家ですが、着工したということもあって、
昨日、色を決めるため、
いろいろ検討したり、サンプルの整理をしました。
アングルを変えるとこんな感じです。
左側側面は、現在駐車場になっているので、
結構見えてくるので、思い切ってレッドシダーを採用してます。
この家は、準防火地域に建設することになるため、
木造の3階ですと、準耐火建築物という建物にする
ことが必要になります。
そんな中、燃えやすそうな木材でもある、
レッドシダーを使っていいのか??
と思われますよね。
今回は、しっかりと準耐火建築物に
採用できる認定のあるものを採用するんです。
なんか特殊な感じ??
いやいや、その風合いは、全くもって、無垢材と同じです。
(ただ、若干普通と違う香りはしそうです)
外壁に、木材を採用する機会はあまりありませんので、
今回、とても愉しみなんです。
木材は、他素材に比べて、メンテナンスが必要ですので。。
実は、その辺にもしっかり配慮するため、
2階以上の部分には、採用せず、1階のメンテナンスしやすい
ところだけに採用しています。
これであれば、足場を組むことなく、塗装等のメンテナンスも
可能ですので!
木材は、自然素材ゆえに、経年でグレイッシュに変化していきます。
(もちろん着色すれば、その辺は軽減できます)
その変化を味としてとらえることができる方であれば採用は可能ですね。
仮に塗装したとしても、通常の塗装に比べると、あまり対候性がよくないため、
メンテナンスのこともしっかり考えて、採用することをオススメします。
できた時にカッコいいだけではなくて、
経年のこともしっかり考えて、採用を検討していきましょう!
年末竣工に向けて、進んでいきます!
愉しみです。