フットライト

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

 今回は照明についての第1回として、フットライトについて書いてみます。
 フットライト、日本語でいうと足元灯ですが、これは文字通り足元を照らす明かりで、それほど高い照度のものではありませんが、いろいろと便利な照明器具です。この写真では階段部分に使っています。階段は上からの照明ですと足元に自分の影が生じて、段が見えづらくなることがあり、安全性に若干問題があります。そこで壁埋め込みの小さいフットライトで、必要なところに必要なだけの明かりという大前提に沿った計画にしました。これは常夜灯としてもよいですし、この写真の場合は、3路スイッチで1階、2階それぞれにスイッチを設け、降りる時上がるときどちらでも照明のオンオフができるようにしています。
 これを外部の階段でも使うと、機能的でなおかつ照明効果としてもよいものです。