木製雨戸

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

木製雨戸を設計したのは、独立する前なので30年以上のことになると思う。

一筋レールの無双付き、サル落しの締りです。

一筋は米檜、鴨居、雨戸は米杉、サル落しは建具屋さんが操作性、耐久性を考えタモにしてくれた。

雨戸はシャッターにとって替り、ガラスの防犯性が高くなりシャッターも付けない場合が多い。

ご希望されたのはこの2世帯住宅の子世帯です。

防犯と日除けと通風が必用で、防火窓にしなくてはならないため、防火サッシ(網のない耐熱ガラス仕様)+ブラインドシャッターを付けたのは親世帯。

色々相談した結果は、もともとこの敷地にあって長く使われた木製雨戸とおなじになったお話。

経年や建付はながく使っていたのでご了解済み。

日除けの具合も承知の上。

一筋、無双、サル落しは解体前打合せで開け閉めしながらしっかりと見させていただきました。

アルミなどの既製品がお嫌いな訳でなく、シャッターが好きではない。

シンプルな引くタイプが良いのですが好みの性能やかたちが無いという個性的な理由。

木製の厄介さを考えると潔いといえば潔い。

老婆心ながら、全てがビスで取外し交換できるように設計した。

多少防犯性に劣るところはご勘弁。

雨戸を閉め、無双を開く

雨戸を開ける

サル落しの締りです