外部の壁に「天然石」を採用する!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りで外部壁に採用予定の
天然石の質感や色あいを確認するため、
ADVANのショールームへ行ってきました。

もちろんですが。

天然石ということもあって、タイルにはない
質感があります。

表面の凹凸が自然なので、表情豊か。

照明の当たり方にもよりますが、
ほどよい陰影ができるのも魅力ですよね。

こちらのシリーズは、
白、ベージュ、グレーやブラックといった
いろんな色の石を採用しているので、
目指す方向によって、いろんな使い方ができます。

※ちなみに、色によって石の種類が違うので、
 値段も違いますよ。

しっかりと、じっくりと見学して、
最後はサンプルもいただいてきました。

何だか似た感じに見えますよね。

こちらは、同じ石の種類なのですが、もう少し
単体の石の大きさが小さいんです。

どちらかというと、細いボーダー状です。

最近は、こういった細ボーダーを
よく見かけます。

ただし。
使う面積が大きい場合は、細かすぎて、
ごちゃごちゃ見えてしまうので、バランスには
十分注意してください。

こちらは、別案件で採用を検討中。
表情をしっかりと見てきました。

そうそう。

それと、もうひとつ大事なのが、
石の固定の仕方。

RC壁であれば、そのまま接着しても良さそうですが、
下地が鉄骨や木の場合は、そうもいきません。

こういった金物と、専用接着剤を併用して
固定すると下地のモルタル分の荷重も軽減できますし、
しっかり固定できるようです。

今回も、木へ採用する場合には、
こういった金物を併用しようと思っています。

天然石を採用というと、
何だかゴージャスな印象ですが、
全面というよりは、部分的にアクセントとして
採用すると、品よくなったりしそうです。

その辺は、建築家等パートナーとしっかり
相談してから決めてくださいね。

どういった雰囲気に仕上がるのか。
愉しみですね!