重厚感のある外観にするためには?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、一日、とってもいい天気。

一日ずっと現場を回っていたのですが、
天気もいいし、現場も順調でしたので、
とても、いい気分転換になりました。

こちらの家では、
外壁に磁器質タイルを採用してます。

サイディングでなく、本物のタイルを使うことで、
しっかりとした重量感を出すようにしています。

タイル風のサイディングですと、
その質感が本物にはかなわないため、
どうしても、こういった感じが出てきません。

こちらのお客様が、外観に求めているので
重厚感なんです。

なので、外壁に本物のタイルは自然な流れですね。

さらに。
軒裏、軒樋、屋根をご覧いただくとわかりますが
色をブラックで統一しています。

そう。
ブラックなんです。

屋根+軒を濃い目にすることで、
上から力を書けるような見せ方ができるので、
さらに、ドシッとした重厚感を演出できます。

屋根が黒いのはよくありますが、
軒裏までブラックは、あまりないかもしれませんね。

ちょっとしたことなんですが、
重厚感のある外観を実現する、ひとつの方法です。

別の現場のワンショット。

ちょうど目隠しルーバーが取り付いていました。

この格子が取り付くことで、
和モダンなデザインが際立ちます。

ちなみに。
この格子は、木製ではありませんよ。

よく、木で製作される方もいますが、
塗装のことを考えると得策ではありません。

メンテナンスのことも考えて、
こちらのように、アルミのルーバーがお勧めです。

外観って漠然とデザインしているようですが、
実は、いろんなことを、しっかり考えておかないと、
よくある、似た感じになってしまいます。

その辺は、プロに相談しながら
決めていくとよいですよ。