一日、じっくりとデスクワーク。
昨日は、珍しく事務所で一日過ごしました。
普段、外出してばかりなので、
一日、じっとしているのは、珍しいです。
そのおかげで、
たっぷりとデスクワークができました。
とある家創りの基本設計図書です。
昨日、資料を整理整頓して、とりまとめしました。
とっても重要な書類なので、気合い入ります。
家創りって、いくつかプロセスがあるんですよね。
その中でも、設計でいうと、基本設計と実施設計。
基本設計は、家の概ねの方向性を決定します。
実施設計は、工事に向けた詳細な設計です。
なので、お客様との家創りのプロセスとしては、
基本設計が重要となります。
この基本設計の段階で、いかに精度高く、家創りを
検討しておくかで、あとあと変わってきてしまいます。
写真の中にもあるのですが、とっても重要なのが。。
「見積書」です。
しっかりと打合せして内容が決まっていても、
予算とのバランスがしっかりしていないといけません。
私の場合は、ざっくりとした、いわゆる「概算」ではなく、
しっかりと見積もりしてもらっています。
逆にいえば、見積もりできてしまうくらいまで
基本設計で、しっかりと決め事を決めてしまいます。
ざっくりと。。。
そんな家創りですと、とっても危険。
最後に見積もりしてみたら、予算オーバー!
なんてことになったり。。
建築家によって、基本設計のとらえ方が違うと思うので、
その辺は、しっかり確認してください。
そうそう。
現在、計画中の家創りの外観パースです。
とってもユニークなカタチしていて、
カッコいい感じです。
このパースを見ながら、いろいろ考えて、
外観の見え方や色合い、バランス感覚等を
しっかり確認していきます。
その辺を検討したら、再度修正をかけて、
仕上げていきます。
じっくり進めていく感じなので、
まとまった時間が必要なんですよね。
一昨日から引き続きのこと。
ミースファンデルローエという巨匠のデザインを研究です。
単に勉強ということでもなくて、
実際に、この巨匠の事例をベースにしたデザインにするため、
まずは、そのデザインのことをしっかり把握します。
これまた愉しい。
当たり前ですが、学生時代とは違って、
実務的な視点から見るからです。
しかも、論文のようなアカデミックな研究でなくて、
実際の物件への検討をするという目的なので、
モチベーションも違います。
とってもいい機会になりました。
そういった機会をいただけた、お客様との出逢いに感謝ですね。
しっかり素晴らしいご提案をして
恩返ししたいと思います。
ほんと。
一日、充実したデスクワークデーでした。