家の重厚感を出すためには?
投稿日時:
2017-12-21 07:56
もうすぐ完成する家です。
昨日、最終の設計検査と、残工事の確認をしてきました。
外壁のタイルが、とってもいい表情です。
タイルって、重厚感ありますよね。
でも。
単にタイルを張るだけでは、重厚感につながりません。
実は、重厚感を感じていただくよう、
しっかりと工夫をしているんですよ。
わかりやすいところでは、濃い目のタイルを
組み合わせていること。
白一色でしたら、なかなかうまくいきませんので。
もっといくつかあるのですが、その辺は内緒です(笑)
また時期を見てご紹介します。
外構もしっかり仕上がってきていました。
こちらでは、アプローチの階段を、かなりゆったりさせました。
もともとスロープだったので、そういったご提案にしたのですが、
出来上がってみると、この階段って、とても大らかで
ゆとりを感じます。
なので。
今後ぜひ採用してみようと思います。
機能門柱と家との位置やデザインのバランスも
とてもよくまとまりました。
家だけでなく、外構も、大事なんですよ。
そうそう。
この家の南側には、横ルーバーの手摺を採用しています。
デザイン??
実は違います。
布団を干した時に、風通しのよい手摺で、
かつ、視線をしっかり遮れるもの。
ということで、こちらのルーバーとなりました。
でも。
結果的には、外観に表情を与えてくれることに
つながっていますね。
機能からデザインが生まれる。
モダンなデザインが好きな私としては、
とてもいい響き。
デザインのためのデザインではなくて、
機能があって、そのためのデザインであってほしいです。
でも。
カッコいいことも大事ですけどね。(笑)