ステンドグラスって奥が深いけど愉しい!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

いろんなガラスが並んでいますね。

実は、昨日、工事が進んでいるお客様と

ステンドグラスのガラスをセレクトしに行ってきました。

こちらの家では、玄関ホールからリビングへ入る、親子ドアに

大きなステンドグラスを取り付ける計画なんです。

すでにステンドグラスが嵌めこまれている

輸入建材等もあるのですが、ピンときません。

そこで、完全フルオーダーでの製作となりました。

インターネットでも販売はしているのですが、

デザインはもちろん、ガラスの質感や透け感は、

実物を見ないとわかりません。

なので、オーダーでの製作をしてくれる

「ハイライツグラス」さんにお願しています。

(名古屋市+ハイライツグラス」で検索してみてください)

ステンドグラスというと、最初にイメージされるのは、

色鮮やかな感じですよね。

外部に面した窓であれば、色鮮やかな感じでよいのですが、

内部の建具となると、そうもいきません。

色鮮やかということにもなりにくい状況です。

それと。

家全体の雰囲気が、装飾があるのに、

スッキリとしていて、上品な感じなんです。

そこで。

奥さまのコンセプトとして、

色を使わない、半透明なガラスで構成することになりました。

最初の写真のガラスも、その一部です。

デザインに合わせて、いろいろセレクトしていきます。

半透明といっても、ガラス表面の凹凸具合で、全く違った表情に。

中には、ポイントで、斜めにカットされた

カットガラスを取りれたりします。

写真に写ってるガラスの中には、

普段は色がないのに、光が当たると

虹色に光るガラスがあったりするんです。

それも、上手に取り入れながら、

しっかりセレクトしていただきました。

もちろん。

ステンドグラスを創りつづけて数十年の

プロのアドバイスをしっかり受けながらですよ。

正直なところ、私には、同じに見えるガラスでも、

ちょっとした違いをしっかり見極めていらして、

しかも、どこにどう組み合わせるといいのかを

提案していただけるので、とてもいいですよ。

ステンドグラスって、奥が深いなと思いました。

とっても魅力的な仕上がりになりそうで、

今から愉しみです。

ほんと。家創りって、いろいろ愉しいです。