家の中の建具。いろんなデザインがあるんです。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

を感じさせる、竪格子の内部建具。

よく見ていただくとわかりますが、

ガラスが嵌めこんであるので、

空気の出入はありません。

全体的にモダンな家なのですが、

こういった和の要素を組み合わせると

新しい感じがして、新鮮ですね。

こちらは、無垢のツガを使った建具です。

自然素材の建具なので、

昨日ご紹介した、すくわくハウスの場合には

よく採用します。

こちらは、デザインがよく似ていますが、

無垢材ではなくて、表面に化粧シートを張り込んだタイプです。

ガラスのデザインが、とてもかわいい感じで

人気があります。

内部建具の紹介??と思われたかもしれませんが。。

実は、昨日、とある家創りの打合せで、

お客様から伺った話がもとになっています。

「前回建具のデザイン決めたんだけど、変更したいです」

「いいですけど、どうしたんですか?」

「前回の打合せの後、今住んでる社宅へ帰ったら、

 セレクトした建具が、ことごとく、一緒のデザインだったんです」

「なるほど。変更したいんですか?」

「もちろんです。今の住まいにずいぶんと洗脳されてました。

 せっかくなので、新しさを感じたいですね。」

そんな話だったんです。

私たちのように、いろんな家創りで、

いろんな建具を採用した経験があれば、

数あるデザインの中から、

最適なセレクトをサポートできますが、

お客様が、いきなり建具を選定となると、

そうもいきませんよね。

今住んでる家だったり、ご実家だったりの記憶が

しっかり根付いているので、そちらに引っ張られます。

もちろん。

それがいけないということでもないんですよ。

ただ。

いろんなメーカーの建具がありますし、

製作してもいいんですし、そのデザインの幅って相当なんです。

数ある中から、最適をとセレクトしたいですよね。

もちろん、手掛かりがなければ、

パートナーである建築家に聞いていただければ

いろんなアイデア教えてもらえますよ、きっと。

プロの力を借りながらも、

一番お気に入りの建具を、しっかりとセレクトして、

ドアを開けるのが愉しくなってしまうような家にしていただきたいです。

ほんと。

家創りって奥が深いけれれど、愉しいんですよ。