家の内覧へ行く時は?
投稿日時:
2018-02-18 07:41
昨日、ほぼ竣工した、こちらの家へ。
実は、現在家創りをご一緒している御家族と、
これから家創りをしようとしている御夫婦を
こちらの家へご招待して、ご覧いただきました。
実は、こういった家の内覧って、
フラッと行ったりすると、「なんとなく」見てしまって、
後で、要所しか記憶になかったりします。
ただ、家創りを進めている方や、
私と関わらせていただいている方ですと
結構しっかりご覧いただけると思います。
仕上げに何を使っているのか。
家全体のコストバランスはどうなのか。
何をどう使うと、どう見えるのか。
いろんな工夫をお伝えできますからね。
前に見えているグレーの壁。
タイル風の壁紙じゃないんですよ。
レンガタイルをしっかり使っています。
しかも。
いわゆる赤みのあるレンガ色ではなくて
グレーにしたことで、全体がグッと締まります。
正面に見えているキッチンの壁は、
黒い左官仕上げ。
単色で無彩色なんですけど、表情のある感じです。
それとケンカしないように、レンガタイルの
色をセレクトしているんですよね。
バランスですかね。
ッチンは、リビングからは見えないのですが、
こちらも、しっかり濃い目のグレー系統。
金物をブラックにしたりして、
全体との統一感を出しています。
アクセントとなるモノを
色だけでに頼らず、素材や質感を変えて、
空間に表情を与えています。
それと、一番大事な、背景としての白。
余計な色を入れ過ぎず、白をしっかり採用しているので、
アクセントや床の木目が引き立っています。
実例をご覧いただける機会は、とっても少ないので、
タイミングが合うと、とてもいいですよ。
内覧する時は、漠然とでなく、
何か目的を持ってご覧になることをオススメします。