コスト感。大事なスキルの一つです。
投稿日時:
2018-02-19 07:28
数字がいっぱい並んでいます。
こちらは、とある家創りの見積書の一部です。
このところ、関わらせていただいている
家創りで、見積書をチェックする機会が多くなってます。
よく考えてみると、年始から数えて、
覚えてるだけでも、10以上の見積書をチェックしています。
家創りをスタートする際の段階だったり、
基本設計等の:節目に段階だったり、
入札のための最終段階だったり、
いろいろです。
全く同じ内容という家創りがないので、
チェックも簡単ではありません。
しっかりと時間を確保して、
図面と見比べながら確認していきます。
おかげさまで、これだけたくさんの見積書を
確認することによって、多くのこと得ることができています。
各工事に必要な工事の費用感だったり、
各会社の強い、弱いだったり。
値上がりしてるとか、値下がりしてるとか。
特に、コスト感覚は、建築家として、
とても重要なスキルの一つだと思います。
お客様の代理として、客観的な視点から
見積もりを精査するのに、基準が曖昧だと
チェックになりませんので。
思い返してみると、10年くらい前は、
物件数も被くなかったこともあって、
過去の案件と比較したりしていました。
もちろん、それも一つの基準なんですけど、
リアルタイムな相場感でないですよね。
そう。
価格と適正性を判断するには、
時代に合った、基準となるコスト感が大事です。
このコスト感。
建築家に必要なスキルですね。
そのスキルをしっかり磨く機会を
いただいていることに感謝です。