解体工事の時のポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらは、とある家創りの敷地です。

実は、先日まで、1か月ほどかけて、

既存の建物を解体していたんです。

解体前は、

建物が境界ギリギリまで立っていたり、

植栽が、すごく大きくなっていたので、

敷地の全貌をしっかり見ることができなかったんです。

やっと、敷地全体を見渡せることができました。

二面道路のある、南西角地。

日当たりは、抜群です。

というか、想像以上でした。

すんごい家になりそうです。

そして。

写真を見ていただくとわかりますが、

土がずいぶんと盛られています。

この盛られた土の上に家を建ててもいいのですが、

表層は解体した時に触ってならした土なので、

地盤の強度が見込めません。

そのまま進めると、盛られた土部分には、

必ず地盤補強が必要になってしまいます。

なので。

盛られた土を撤去します。

(残土処理といいます)

解体の途中経過を見ていたので、

その辺もしっかり掌握できるのでよいのですが、

先行して解体されている場合には、

その辺がわからず。。

今回は、解体から関われてよかったです。

それと。

途中で、地中埋設物がないかも、確認しているので、

その辺も安心できます。

実は、地中埋設物があったりすると、

工事のストップはもちろんですが、

処理費用が、相当高くなってしまうので

注意が必要になります。

想定外の費用って、ねん出するのが大変ですので。。

解体工事。

そんな工程ひとつとっても、

いろんなポイントがあったりします。

家創りは、よきパートナー、しかも専門家と一緒が

オススメですよ。