海外のデザインに目を向けてみると!
現在、家創りをしている中に、キッチンを海外のメーカーで
検討されている方が、何組かいらっしゃいます。
今までは、キッチンハウスやクチーナといった
セミオーダーや、インターテックやプリマベーラという
オーダーキッチンを採用するくらいでした。
いろんな自由度はあるのですが、
海外のブランドが創りだす空気感って
なかなか難しいかもしれません。
昨日は、改めて、カタログやサイトを見ながら、
どんなキッチン、そしてインテリアがいいのか検討しました。
一枚目。
SieMaticのPUREシリーズです。
何でもなさそうですが、対面側に上品なゴールドを
合わせるって、すごいですね。
フォルムはいたってシンプルですが、
面材の配置やクリアランスの均等な感じ等、
かなりミニマルな表現で、しっかり創りこんであります。
何でもなさそうですが、さりげなく、上質なキッチンですね。
同じ、ブランドでも、こちらは、クラシカルなライン。
面材の框が印象的ですね。
ただ、背面に透明感のある吊り戸を使っていたり、
ステンレスの機器類を採用したり、
クラシカルといいながらも、結構モダンな要素も強い。
ノスタルジーというよりは、
クラシカルなデザインを、表現の一つとして、
しっかり取り入れていますね。
ミニマルもいいのですが、
最近は、クラシカルなデザインも適所に取り入れる感じが
とても素敵だなと思うようになりました。
(大人になったかな)
こちらは、クラシカルなインテリアの中に、モダンなキッチン。
ミニマルなデザインではありますが、
天板の素材感がしっかり表現されていたり、
天板のフラットな仕上がりや、エッジを斜めにカットしたり
細かなところで、しっかりデザインされている感じです。
クラシカルな空間の中に、ミニマルなデザインが入れる。
日本ではあまり見かけませんが、とても美しいなと思います。
なんとなくですが、国内ばかりに目を向けていると、
どこか行き詰まった感があったりしますが、
海外へと視点を移してみると、
まだまだ、いろんな表現ができることを再発見できますね。
愉しい!
とってもいい刺激になりました。
素晴らしいキッチン、
そしてそれを生かす周りの空間を
しっかり創りだしていこうと思います。
愉しみです。